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大掃除は秋にするのがおすすめ!カーテンについた生活臭をスッキリ落とそう

平島利恵洗濯研究家

洗濯研究家の平島 利恵です。早いもので今年もあと2ヶ月になりました。
年の瀬が近づくと大掃除でカーテンを洗う方も多いと思います。カーテンなどの大物の洗濯は、年末よりも乾きやすいこの時期にするのがおすすめです!
風の通り道であるカーテンには埃や砂汚れ、手垢が付着しています。さらに、料理のニオイや部屋のニオイが染み込み、生活臭の原因となっていることも。

カーテンはご自宅で簡単に洗うことができるので、ニオイ・汚れをスッキリ落としましょう。

洗濯前にチェック

桶マークの中は水温の上限を表し、桶マークの下に線があるものはデリケートな素材です
桶マークの中は水温の上限を表し、桶マークの下に線があるものはデリケートな素材です

必ず洗濯表示を確認します。桶マークに×があるものは、水洗いができないため、ご家庭では洗えません。

ニオイ・汚れがスッキリ落ちる!カーテンの洗い方

洗う前の注意点

水を吸った大きなカーテンは、非常に重くなります。カーテンは、つけ置き洗いをした後、洗濯機で洗うので、洗濯機に入らない大きさのものは、コインランドリーを活用しましょう。
大きな窓の重たいカーテンは、つけ置き洗いの前に畳んで洗濯ネットに入れておくと、洗濯機に楽に入れることができます。

用意するもの

  • アルカリ性粉洗剤
  • 大きな洗濯ネット
  • ゴム手袋

手順

1.フックを外し、まとめる

ひとまとめにし、無くさないようにしましょう
ひとまとめにし、無くさないようにしましょう

2.浴槽に40度ほどのお湯を溜め、アルカリ性粉洗剤をよく溶かす

小さいカーテンなら洗面台やバケツでもOK
小さいカーテンなら洗面台やバケツでもOK

3.カーテンを蛇腹に折り、30分~1時間ほどつけ置き洗い

蛇腹に折ることでシワが防げます
蛇腹に折ることでシワが防げます

あらかじめ洗濯ネットに入れておくと脱水が楽になります。

洗濯機に入りきらない大きさのものは、コインランドリーへ
洗濯機に入りきらない大きさのものは、コインランドリーへ

1時間後…こんなに汚れが…!

写真では伝わりませんが、つけ置き後の汚水はニオイも凄いんです…
写真では伝わりませんが、つけ置き後の汚水はニオイも凄いんです…

4.洗濯機に入れ、デリケートコースで洗う

大物のため、水量が足りているか、必ず確認します
大物のため、水量が足りているか、必ず確認します

5.軽いものはカーテンレールに、重いものは物干竿などに干す

重いものをカーテンレールに干すと、レールが傷む恐れがあります
重いものをカーテンレールに干すと、レールが傷む恐れがあります

カーテンは洗ってみると、意外と汚れが蓄積しています。つけ置き洗いをすることで、レースカーテンのくすみが取れ、部屋が明るくなったようにも感じられます。
本格的に寒くなる前のこの時期から少しずつ大掃除を始め、年末年始をのんびり過ごしましょう!

洗濯研究家

2004年に武庫川女子大学文学部を卒業し、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC事業を展開。2013~2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置さ洗剤の着想を得て帰国。株式会社Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド"Rinenna"を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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