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ひとり旅におすすめ! ソロ温泉で訪ねたい「東京から2時間以内の温泉地」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

温泉旅行の魅力といえば、非日常感に浸れることだ。自然に恵まれた温泉地で、日常とは異なるゆっくりした時間を過ごしたい。

自然豊かな温泉地までは、移動に時間がかかるというイメージもあるが、電車や飛行機に乗ってしまえば、案外近いもの。

今回は東京に絞って、約2時間で到着できる温泉地を紹介する。

なお、「約2時間」はあくまでも目安。出発地や乗換待ちなどの時間は厳密に考慮していないので大目に見ていただきたい。

越後湯沢温泉(新潟県)

東京駅から新幹線で約70分。新幹線に乗り込んで駅弁でも食べていたら、すぐに到着する距離。しかも、駅を降りたら徒歩圏内に温泉宿が点在する。越後湯沢駅や駅前には飲食店やコンビニなどが並び、一人でも気軽に食事ができる。ただし、温泉がかけ流しでない宿も多いので、宿選びは慎重に行いたい。

越後湯沢の名物・へぎそば
越後湯沢の名物・へぎそば

湯の川温泉(北海道)

羽田空港から函館空港まで80分。空港から徒歩10分。「日本一空港から近い温泉街」。飛行機に乗り込むまでに時間はかかるが、ひとたび離陸すればあっという間に温泉街に到着。電車を乗り継いで首都圏の温泉地に行くより、北海道の温泉へ飛んだほうが意外と近かったりする。海に面している上に、観光スポットなど見所も多い。

伊東温泉(静岡県)

東京駅から特急で約105分。全国屈指の源泉湧出量を誇る東伊豆の名湯。熱海や箱根は観光客が多く、一人旅は肩身が狭いので、伊東まで足を延ばしたい。源泉かけ流しの宿も多く、共同浴場の湯めぐりも楽しい。東海館をはじめ文化的な観光スポットや飲食店が多いのも魅力である。駅前に飲食店が充実しているので、宿は素泊まりにして、食事は外で地元の海産物などに舌鼓を打つという手もあり。

飯坂温泉(福島県)

東京駅から福島駅まで新幹線で100分。飯坂電車に乗り換えて約20分。飯坂温泉の終点に温泉街が広がる。市街地にある温泉なので、飲食や買い物には困らない。風情のある小さな旅館から大型旅館まで数多くそろうので、自分の好みや目的に合わせて選ぶといいだろう。鯖湖湯をはじめ共同浴場が充実しているのも魅力。

下諏訪・上諏訪温泉(長野県)

新宿駅から上諏訪駅まで特急で約130分。少々時間はオーバーするが、特急を使えば乗り換えなしで到着する。諏訪湖のほとりには湖を望む宿が並ぶ「上諏訪温泉」と、昔ながらの宿場町風情を残す「下諏訪温泉」がある。源泉が豊富で共同浴場が多いのも魅力。パワースポットとされる神社仏閣を散策するのも楽しい。

高橋一喜|温泉ライター

386日かけて日本一周3016湯を踏破/これまでの温泉入湯数3800超/著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)/温泉ワーケーションを実行中/2021年1月東京から札幌へ移住/InstagramnoteTwitterなどで温泉情報を発信中

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3800超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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