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新型コロナ後の未来の食と農を考える 世界の食料問題について知って欲しいこと 上

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
インドの穀物選別場で籾殻を整理する労働者ら(写真:ロイター/アフロ)

 国連は7月、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)による貧困の増加でこれまでの飢餓人口約8億人に加えて、今年末までにさらに2・7億人が新たに飢餓に直面すると警告しました。影響は中南米やアフリカで最も深刻で、失業により極貧状態に陥り食料不安に直面する人々が倍増しているということです。

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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