【都城市】彫金師なった元ジュエリーデザイナーが工房オープンイベント。結婚指輪の修理を頼んでみたよ!
こんにちは、ベーグル犬885です。
壊れたジュエリーみなさん持ってませんか?糸が切れたパールのネックレス、片方だけになったピアス、留め金が切れているネックレス…。そんな悩みを気軽に相談できる方に出会いました。
ジュエリー工房Atriumのポップアップストア
若いときに福岡の宝飾店でジュエリーデザインを8年間していた彫金師の山口さんは、ずーっとジュエリーの界隈からは離れて都城で暮らしていました。しかしお子さんが独立後自分の夢を思い出し、一念発起し彫金学校に通いご自分の工房をスタート。現在も彫金を学びに月に2回福岡に通っています。
その工房オープン記念イベントが都城で開かれます。
ダイヤをはじめとするいろいろな個性を持った石を使ったジュエリーを厳選して展示販売する他、リフォームやサイズ直し、修理、浄化などのメンテナンスの相談もOKです。(今回は彼女のオリジナルジュエリーではなく、セレクトショップ)
私のタンスの中に潜んでいる指輪
共通の友人に紹介されてお会いしましたが、おしゃれに疎い筆者なので、ジュエリーなんてあまりにも縁のない世界と思っていました。
しかし彼女のInstagramで結婚指輪のメンテナンスの様子を見たりパンフレットを見たとき、『眠っているjewelryたちを目覚めさせるお手伝いをしたい』という言葉がありました。
ハッとして、我が家のタンスの引き出しにほったらかされて眠っている結婚指輪を久しぶりに出してみました。
筆者は結婚指輪をもう何年もしていません。結婚指輪は3年経つ頃に水道に流してしまい、5年目に代わりに買ってもらった指輪も埋め込まれていたダイヤモンドが外れてしまい、変形してサイズが合わなくなってしまっているからです。本当は大切な大切な思い出深い指輪。新しいのを買って身につける気にもならないし、修理するチャンスも今までなく、タンスの引き出しにしまっていました。
TOMOYO YAMAGUCHI
共通の友人がいて知り合った山口さん。お会いする機会があったときカバンに忍ばせて持って行ってみました。
初めてお会いしたとき、胸元に天狗の羽うちわ型のネックレスをお付けになっていて、とっても素敵でした。オリジナルアクセサリーもインスタにアップされてますが、素敵です。
バーナーを使ったりして火傷することもあったりする、細かいし危険だし大変なお仕事。「ジュエリーデザイナーをしていた時は職人さんに無理を言っていたけど、今職人の立場になって苦労がよくわかる。」と話す彼女からは、日々難しい課題と向き合っている感じ(いろいろなご苦労)とは矛盾する充実した日々を送っている人のオーラ?が出ている気がしました。
話しやすい方だったので、筆者も結婚指輪にまつわるエピソードを話してみました。そして予算をお伝えして相談しました。結果は修理を引き受けてくださることになりました。出来上がりが楽しみです。
子育てや結婚生活って「推(お)し活」の部分があると思うんですよね。子どもにお金も手も掛からなくなると嬉しい反面寂しくもあり…、そこでペットやアイドルなど新たな「推し」ができる人もいるけれど、山口さんの「推し」は「ジュエリー」なのかな?と思いました。
素敵な生き方を選択した彼女を同じ女性として応援(推)したいです。
「押し売りは絶対しないので気軽に遊びに来てください。」とのこと。
ご興味がある方はぜひ行ってみてください。