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煮切る手間なし!みりん風調味料で黄金比♪【絶品お浸し】&【究極の漬け丼】からスイーツまで

りえか料理研究家

みりん風調味料って?

普段のお料理でみりん、使っていますか?

料理にテリやツヤを出してくれたり、甘みやコクをプラスしてくれたりと、たくさんの嬉しい効果があるみりん。

一般的に販売されているみりんは、「本みりん」、「みりん風調味料」、「みりんタイプ調味料」の3つに区分されます。

詳しくはこちらの記事を、ご覧になってみてくださいね。

和食やおせち作りに欠かせない調味料!【みりん】の嬉しい効果や活用レシピ♪

今回は、本みりんよりも甘みが強く、アルコールがほとんど含まれていないみりん風調味料の活用についてご紹介したいと思います。

みりん風調味料のメリット

みりん風調味料のメリットは、アルコールがほとんど含まれていないので、

加熱しなくてもアルコールくささがなく、安心して子どもにも食べさせられることです。

後入れや仕上げに使用したり、加熱しない料理にも活用しやすいですね!

甘みやエキス分も強いので、煮切らなくてもおいしく食べられるんです。

絶品お浸しの黄金比

お浸しにみりんを使うときは、鍋やレンジで煮切って

アルコールを飛ばすのがちょっと手間…

そのまま使ってもいいですが、子どもがいるとアルコールが気になります。

そこでみりん風調味料を使えば、煮切る手間なし、混ぜるだけで調味液が作れます。

そのときの黄金比はこちら。

和風だし:薄口醤油:みりん風調味料

=10:1:1

覚えやすいですよね!

●ほうれん草(菊の花)のお浸し

【材料】(作りやすい分量)

  • ほうれん草 1束
  • 菊の花 6〜7個(30g程度)
  • 和風だし 150ml
  • 薄口醤油 大さじ1(15ml)
  • みりん風調味料 大さじ1(15ml)

①ほうれん草は根元に十字に切り込みを入れてから水洗いし、塩(分量外、小さじ1程度)を加えた湯で1〜2分ほど茹でて、水にとってしっかり冷やしてから水気をよく絞り、食べやすく2〜3cm幅に切り、保存容器に入れる。

②菊の花は花びらを摘み取り、酢(分量外、大さじ1程度)を加えた湯で20〜30秒ほど茹でて、水にとって水気をよく絞り、保存容器に入れる。

③和風だし、薄口醤油、みりん風調味料を混ぜたものを①と②にそれぞれひたひたになるくらい注ぐ。

究極の漬け丼の黄金比

お刺身が余ってしまったとき、そのままでは少し臭みなどが気になるときなど、

漬けにしたらおいしく食べられますよね!

このときも、みりんを煮切って冷ますのがひと手間だったんですが、

みりん風調味料を使えば解決です!

漬けのタレの黄金比はこちら。

醤油:ごま油:みりん風調味料

=1:1:1

まずは全部同量で試してみてください。

甘い方がお好みでしたら、みりん風調味料の割合を増やしてくださいね。

●究極のまぐろ漬け丼

【材料】(2〜3人分)

  • マグロ 1柵(150〜200g)
  • 醤油 大さじ1
  • ごま油 大さじ1
  • みりん風調味料 大さじ1
  • 白ごま 大さじ1/2
  • 酢飯 2〜3人分
  • 大葉(千切り) 適量

①マグロは食べやすく1〜2cm幅に切る。

②ボウルに醤油、ごま油、みりん風調味料を混ぜたところにマグロを漬けてなじませたら白ごまをふり、ラップして冷蔵庫で30分〜1時間ほど置く。(半日程度漬けてもねっとりしておいしいです◎)

③丼に酢飯を盛り、漬けたマグロを並べ、大葉の千切りを乗せる。

今回はまぐろを漬けました!

良質なたんぱく質やDHA、EPA、鉄分なども豊富です。

その他の意外な活用法

実は、みりん風調味料はスイーツ作りに使ったり、ガムシロップの代わりにドリンクに入れたりもできるって知ってましたか?

砂糖と一味違う奥深い甘みがあるのはもちろん、液体状なので、スイーツを作るときにお砂糖代わりに使っても混ぜやすくなじみやすいんです。

また、ちょっとガムシロップがほしいなと思ってもなかなか家庭では常備していなかったり、買ったとしても使い道が少なくて使いきれなかったり…

そんなときに、幅広い料理に活用できるみりん風調味料があれば、甘いアイスコーヒーが欲しくなったときも、おいしく飲むことができますよね。

●みりん風調味料で作るコーヒーゼリー

お店みたいなコーヒーゼリーへのアレンジも簡単!

【材料】(約4個分)

  • 〈コーヒー部分〉
  • コーヒーベース 50ml
  • 水 150ml
  • ゼラチン 8g
  • お湯 80ml
  • 〈ミルク部分〉
  • 牛乳 100ml
  • ゼラチン 2g
  • お湯 大さじ3
  • みりん風調味料 大さじ4

①コーヒー部分を作る。お湯にゼラチンを振り入れ、混ぜて溶かし、コーヒーベース、水を加えて混ぜ、四角い保存容器に流し入れ、冷蔵庫で固まるまで冷やし固める。

②①が固まったら3〜4cm角に切り、器に等分に分け入れる。

③ミルク部分を作る。お湯にゼラチンを振り入れ、混ぜて溶かし、牛乳、みりん風調味料を加えて混ぜ、②の器に等分に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

ケーキ作りのシロップにも

スポンジケーキに塗るシロップの代わりにも使えて便利です。

今回はロールケーキの表面に塗ってから巻きました。

乾燥を防いでくれて巻きやすく、自然な甘みもついてくれるのでおいしいロールケーキを作ることができました♪

みなさんも、普段のみりんの使い方とは一味違った

色んな活用法を試してみてくださいね!

Instagramでは、色々なレシピをわかりやすく
ショート動画で投稿しているので、よろしければ覗いてみてくださいね♪
Instagram→@riin_food

・記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

・記事内に登場した「みりん風調味料」をご提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

・記事の執筆にあたり、公式サイトを参考にさせていただきました。

料理研究家

栄養士、調理師、フードコーディネーター。 旬食材を、素材を活かして手軽においしく楽しむ方法やレシピを紹介しています。

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