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イ・ジョンフが自身2度目の満塁弾、4戦連続の複数安打 チームは先発全員安打で大勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4号満塁弾を放ったイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

31日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス-キウムヒーローズ(テジョン)はキウムが3回表に1点を先制。さらに1死満塁のチャンスで3番イ・ジョンフに打席が回った。

イ・ジョンフはカウント2-2の5球目、ハンファの先発チャン・ミンジェが4球続けたフォークが甘く入ったのを逃さず、打球を右中間スタンドへと運んだ。キウムはイ・ジョンフの4号満塁ホームランでこの回5点を挙げた。イ・ジョンフは自身2度目の満塁弾。この日のイ・ジョンフは4打数2安打4打点、4試合連続の複数安打で打率を2割6分6厘に上げた。

試合は15-3でキウムが勝利。キウムは先発全員の18安打を記録した。先発のエリック・ヨキッシュが5勝目(2敗)を挙げている。

◇5月31日(水)の結果

・LG 1 - 7 ロッテ(チャムシル)

 勝:パク セウン

 敗:ケリー)

・SSG 2 - 3 サムスン(インチョン)

 勝:ウ ギュミン

 敗:エリアス

・ハンファ 3 - 15 キウム(テジョン)

 勝:ヨキッシュ

 敗:チャン ミンジェ

・KIA 7 - 1 KT(クァンジュ)

 勝:ユン ヨンチョル

 敗:オム サンベク

・NC 2 - 3 トゥサン(チャンウォン)

 勝:パク チグク

 敗:ソン ミョンギ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ハンファ、オグレディ放出」

ハンファは今季加入した、ブライアン・オグレディ外野手(元西武)のウエーバー公示申請手続きを行ったと発表した。オグレディは22試合に出場、打率1割2分5厘、0本塁打、8打点。ハンファはオグレディと西武でも同僚だった、バーチ・スミス投手も自由契約(右肩痛により)としている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

LGツインズ戦に2番センターで出場、3回途中からレフト。1打席目センターフライ、2打席目1死二、三塁でピッチャー返しの2点タイムリーヒット、次打者の4球目に今季10個目の盗塁を成功させた。3打席目空振り三振、4打席目は代打が起用され退いた。3打数1安打2打点1盗塁で先制打が決勝打になった。打率2割8分1厘。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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