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近大卒のマグロ?近畿大学水産研究所の世界初完全養殖クロマグロが絶品!

富江弘幸ライター・編集者

今日のランチは、「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 はなれ」の「近大づくしお魚御膳」。

ちょっと前に「近大マグロ」が話題になったので、知っている人も多いかもしれない。近畿大学水産研究所は、文字どおり近畿大学の水産研究所で、2002年にクロマグロの完全養殖に世界で初めて成功したのが「近大マグロ」だ。

その近大マグロをはじめとした養殖魚を中心とした魚料理を食べられるのが近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所。店舗としては、大阪と銀座に「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」があり、東京駅構内には「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 はなれ」がある。近畿大学水産研究所が養殖した魚を「近大卒」としてるのがおもしろい。

ということで、近大の卒業生を食べてきた。ここで使っている魚はすべて近大卒らしい。で、オープンから17時までのメニュー「近大づくしお魚御膳」の内容は下記のとおり。

  • 近大生まれのマグロお造り
  • 本日の近大卒の魚
  • 近大農学部監修「金賞健康米」の炊きたてご飯
  • 近大マグロのエキス入り フリーズドライのお味噌汁
  • 小鉢2種
  • 香の物

本日の近大卒の魚は鯛の塩焼き。まずはその鯛の塩焼きから。正直言って、養殖と天然の味の違いがわかるような舌は持ち合わせていないが、これがまたおいしい。肉厚なのにふんわり焼かれた感じ。

そして「近大生まれのマグロお造り」。近大生まれで近大卒という近大エリートのマグロをいただく。口の中でとろける感じがすばらしい。

繰り返すが、養殖と天然の味の違いがわかるような舌は持ち合わせていないが、おいしいのは間違いない。次は「近大生まれのマダイ」と「近大生まれのシマアジ」を使った「近大紅白手桶寿司」とか食べてみたいところ。

ごちそうさまでした。

ライター・編集者

ライター・編集者。大学卒業後、出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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