【元汚部屋歴10年→整理収納アドバイザー】あなたは大丈夫?物がどんどん増える買い物グセ5選
汚部屋に住んでいた頃の筆者は買い物が大好きでした。そして片づけられるようになった今でも買い物が好きであることは変わっていません。では、なぜ物だらけの汚部屋から脱出できたのか。それは買い物のクセを見直したことが成功のひとつと言えます。今回は筆者の体験談を元に物が増えやすい買い物グセを5つご紹介します。
1.安いから
スーパーやドラッグストア、コンビニなどいろんなお店で見かけるセール品や値引きシール。「半額」や「見切り品」などを見ると本来必要ない物でも「安い」だけで買わないと損な気持ちになっていました。
特に夏や冬のバーゲンセール期間はムキになって買い漁るほど。ほかにも100円ショップなど最初から安い商品も手軽に買えるため、値段も気にしないで買っては必要でない物を増やし続けていたのでした。
2.オマケや特典が付くから
買い物をする時に付いてくる景品や粗品に釣られて買うことも物を増やしてしまうクセのひとつ。必要な分だけを買えばいいのに「あと500円買えばオマケがもらえるから買わないと」とタダでもらえる事に気を取られて余分に買い物をしてしまうこともあるのではないでしょうか。
物だけに限らずポイントが倍になる、下取りサービスなどの特典に購買意欲を刺激されて買ってしまうパターンも要注意です。
3.まとめて買うから
100円ショップで爆買いしたり化粧品をラインで買い揃えるなど、まとめて買う行為は金額の計算もしないで物欲のまま手に入れられるのでストレス発散にもなりますね。筆者も疲れたり仕事を終えた時に「今日はスーパーで買えるだけ買うぞ」と張り切ることもあります。
しかし、使いきれなければ物はただのガラクタです。汚部屋に住んでいた頃の筆者は、しまう場所もなく床や冷蔵庫に放置する始末。わざわざお金を払っていらない物を増やし続けていると、片づけられるようになってやっと気づきました。
4.断れないから
買うつもりがなくても試食や試着した時に、自分のために時間を割いてくれたお店の人に申し訳ない気持ちになって断れず買ってしまうのも無駄に物が増えてしまうパターンです。
筆者は申し訳ない気持ち以外に「断ったら嫌な気持ちを持たれちゃうのかも」と過剰な不安で自分を追い込み買ってしまうこともありました。
しかし、いらない物にお金を使ったことや断りきれない自分の情けなさでストレスだけが残る事に気付いたのです。それからは「お客は私だけではないし、余計な考えはやめてシンプルに断るだけ」を心がけることに。今ではきちんと断れるようになり、断ることは責められるものではないと納得できるようになりました。
5.キャッシュレスで買うから
今では当たり前に現金を持たずに買い物ができる時代。筆者もスマートフォンひとつで買い物することもありますが、やはり物が多い暮らしの時はキャッシュレスでの買い物は控えた方がいいかもしれません。
現金なら手持ちのお金でしか買い物ができないので慎重になりますが、キャッシュレスは気軽に買い物ができてしまうので注意が必要です。特にインターネットで買い物をすると現物が届いてやっと「こんな物を買っていたのね」と思い出すことも。
キャッシュレスは便利ですが、自分が何を買ったか忘れてしまうのであれば現金で買うことも取り入れてみてはいかがでしょうか。
物が多いと思ったら買い物グセを見直してみよう
買い物は気分転換や暮らしの質を上げるメリットもありますが、場合によっては無駄な物を増やして暮らしの質を下げてしまうこともあります。「なんとなく物が増えてきたな」と思ったら、今回の内容を参考にして普段の買い物グセを見直してみてはいかがでしょうか。
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