ツキノワグマ狩猟自粛を要請 岡山
【独自】ツキノワグマ出没増も狩猟自粛を要請 岡山県、東中国地域の生態系バランスに配慮
山陽新聞デジタル岡山県が15日から1カ月間解禁するツキノワグマの狩猟について、県内の狩猟者らに対して自粛を要請したことが14日、県への取材で分かった。2024年度はクマの出没件数が前年度を上回るペースで推移し、人的被害が懸念される一方、岡山、兵庫、鳥取県にまたがる「東中国地域個体群」の捕獲数が24年度、設定している上限(120頭)を超えており、急速な個体数の減少を回避して生態系のバランスを保つ。自粛要請は17年度に狩猟を解禁して以降初めて。
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