ぜんや!味の大王!とコラボ「人気ラーメン店とつくるわかめラーメン」塩とカレーを実食
2022年10月10日にエースコックは「人気ラーメン店とつくるわかめラーメン 塩味/カレー味」を新発売。2022年で販売開始してから39周年を記念したスペシャルわかめラーメンです。
塩ラーメンで有名な「ぜんや」とコラボした「わかめラーメン 塩味」と元祖カレーラーメンで有名な「味の大王」とコラボした「わかめラーメン カレー味」。
これまでもご当地とコラボしたわかめラーメンを販売してきましたが、名店のとコラボは初の試み。早速2品を食べてみました。
人気ラーメン店とつくるわかめラーメン 塩味
まずはぜんやとコラボした「人気ラーメン店とつくるわかめラーメン 塩味」を紹介。公式HPによると「適度な味付けをした、滑らかでコシのある、歯切れの良い丸刃のめんです。チキンをベースに、野菜や魚介のエキスを加え、味のバランスを整えた塩ラーメンスープです。胡椒やガーリック、ジンジャーをアクセントとして利かせ、最後まで飽きの来ない味わいに仕上げています。」とのこと。1個当たり235円(税込)です。
スープには豚脂だけでなくホタテエキス、チキンエキスなど多くのエキスが使用されています。
1食(85g)当たり297kcal。食塩相当量は5.8g(めん・かやく1.5g、スープ4.3g)で糖質は42.7g。
コーン・わかめが入ったかやくを入れて、お湯で3分温めてから添付スープを入れると完成です。スープが淡い黄金色。普通のわかめラーメンとは見た目だけでも一味違います。
まずはスープから。様々なエキスが混ざったスープはまさにぜんやらしい味わいになっています。特にほたての香りが感じられるところは、普通のわかめラーメンとは大きく違いますね。塩辛いだけの塩スープとは全く異なる、これだけで飲める味わい深いスープ。わかめラーメンのレベルを大きく引き上げたスープはまさに絶品。このスープだけでもぜんやとのコラボは大成功だったといえます。
ちぢれの効いた丸刃麺はスープとの相性もいいです。筆者としてはもう少し麺が平たく、ツルっとしている方がスープと合っている気がします。
出汁の効いたスープとわかめとの相性がとにかく抜群です。麺がなくてわかめだけだとしても美味しく食べられるくらい、スープと合っていてキングオブわかめスープと言っても過言ではありません。
人気ラーメン店とつくるわかめラーメン カレー味
次に「人気ラーメン店とつくるわかめラーメン カレー味」を紹介。公式HPによると「適度な味付けをした、滑らかでコシのある、歯切れの良い丸刃のめんです。ポークベースにオニオンや味噌の旨みを加えた味わい深いカレースープです。アクセントとしてガーリックを利かせることで、最後まで飽きの来ない味わいに仕上げています。」とのことでした。1個当たりはこちらも235円(税込)です。
原材料のスープを見るとカレー粉・ポーク調味料・オニオンエキス・粉末味噌などが含まれています。
1食(71g)当たり279kcal。食塩相当量は5.2g(めん・かやく1.5g、スープ3.7g)で糖質は44g。
お湯を注いで3分で完成です。思ったよりもカレーの香りが強くないのが特徴的です。
それではスープから一口。カレーの味はそこまで強くなく、思ったよりもさっぱりした味噌の風味が強い印象。オニオンやガーリックを利かせているとの事ですが、こちらは両方とも弱い。パッとした特徴がなく、ぼんやりしたカレースープといった味。
麺は普通のわかめラーメンと変わりません。特に印象はないですが、カレースープとの相性は微妙といったところ。スープの味がパッとしないので、もう少しスープを絡めとれるような麺の形の方がいい気がします。少し平たい方が筆者としては好みです。
カレーとわかめの相性も悪くはないですが、わざわざカレーを入れる必要もない程度。そもそもスープ自体カレー風味が弱いので、いまいちよく分からないかんじです。コーンはぼんやりしたスープとも合っていたと思います。
ぜんやとコラボしたわかめラーメンは絶品
わかめラーメンの特性上、塩との相性が良く、塩ラーメンを極めたぜんやはよく合っていたと思います。一方、カレーについてわかめとカレーといった組み合わせの時点で不利な気がしますね。
今回のコラボは「人気ラーメン店とつくるわかめラーメン 塩味」の方が筆者はおすすめできます。
ごちそうさまでした。