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【川越市】仙波東照宮のご神体が初公開!めったに見られないご神体のお姿や見所とは?

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

川越市市制施行100周年を記念して仙波東照宮の社殿群や宝物類が、令和4年11月1日~23日(祝日)まで特別公開されています。

今まで拝殿や幣殿は公開されたことはありますが、今回は本殿のご神体が初公開されており、どんなお姿なのか?興味があり早速、拝観してきました!見所とあわせてレポートします。

仙波東照宮とは?

仙波東照宮は、喜多院第27世住職天海僧正が徳川家康公を祀った神社で、日光・久能山と並ぶ日本三大東照宮と言われています。

入口の髄身門をくぐり、参道を真っすぐ歩くと社殿群へとつながる階段があります。50段の階段を上がると朱色の建物の拝殿が見えてきます。髄身門・石鳥居・拝殿・幣殿・本殿の建物すべて国指定重要文化財となっています。

仙波東照宮は、見所満載!

歴史ある狛犬と手水鉢

拝殿の前には、江戸城から移設された歴史ある狛犬と手水鉢を見ることができます。

遠い昔に江戸城にあったものが、時を経てこの川越で見ることができるなんて歴史にロマンを感じます。手水鉢には色とりどりな花が水に浮かんでおり、非常に華やかで美しいです。この手水鉢に花が飾られているのは、初めて見ました。

境内の紅葉も始まっており、歴史的建造物と自然風景の融合が楽しめるのも、大きな見所の一つです。

めったに見られない本殿

今回の特別公開の目玉は、何といっても普段見ることができない本殿のご神体を拝観できること。また、本殿に施された様々な動物の彫刻や込められた思いなど、ガイドさんの説明に耳を傾けると大変興味深いです。

一般的に神社のご神体は鏡や剣、勾玉が安置されていると聞きますが、この仙波東照宮のご神体は、どんなお姿なのでしょうか?本殿の内部は撮影禁止なので、目でしっかりお姿を拝観してきました。

ご神体は、家康公の木像

金箔の厨子(ずし)に納められたご神体は、甲冑姿で馬に乗っている木像の家康公。
本殿の中は、暗くお顔はハッキリと見えなかったのですが、シルエットは確認することができました。

長い月日、人目に触れることのなかったご神体。
この特別公開を逃したら、もう生きているうちに、お目にかかれないかも?と思うと、とても貴重な体験です。

拝殿・幣殿も必見!

その他、拝殿の三十六歌仙額や幣殿に飾られている十二聡の鷹絵額、入口随身門の左右に昔、安置されていた木造随身像二体も拝殿の中で拝観できます。

ガイドの方々が歴史や意味も含めて、説明してくれるので、宝物類を見ながら理解を深めることができます。

本殿や拝殿・幣殿の中には、照明がないため建物の中は非常に暗いです。光によって見え方も違ってきますので、できれば晴れた日に拝観されることをおすすめします。

記念のご朱印

ご朱印は今回、2種類頒布されていました。仙波東照宮の通常のご朱印は、初穂料(300円)階段下の拝観チケット売り場で、散布しています。

特別公開記念の切り絵バージョン。葵の紋が付いているクリアファイル付きです。切り絵が細かく、とても素敵なご朱印。初穂料(1,000円)手水鉢後ろの白いテントで頒布しています。

川越には歴史的建造物が多く、有難いことにこのような貴重な体験も身近に楽しむことができます。今回は、普段見ることのできないご神体も拝観できるので、まだ仙波東照宮を見に行ったことのない方は、是非この機会に拝観してみてはいかがでしょうか?

特別公開は、11月23日(祝日)まで開催中。隣接している喜多院境内では、「菊まつり」も開催中ですので、2つのイベントを楽しむことができますよ。

◆施設情報◆
川越市市制施行100周年記念
仙波東照宮 特別公開
問い合わせ:(公社)小江戸川越観光協会
電話:049-227-9496

仙波東照宮
場所:川越市小仙波町1-21-1
拝観料:500円(中学生以下無料)
開催期間:令和4年11月1日~23日
開催時間:10:00~15:30(受付15:00まで)
(受付15:00まで・荒天中止)

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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