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【荒川区】荒川区育ちの元保育士が営む地域に寄り添う「おとなの駄菓子屋 まつや」に行ってきました。

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

JR三河島駅周辺は懐かしい雰囲気が残る下町です。韓国料理店が多いことでも知られています。

下町の家は庭がない場合が多いですが、住人達は植木鉢等を家の周りに置き、小さなガーデニングを楽しみます。初夏の時期は花々が咲き、それを見ながら散策するのは楽しいです。

いくつかの韓国料理店を通り過ぎ、静かな住宅地を散策していると、ある一軒家で可愛い看板があるのに気がつきました。

近寄って見てみると「おとなの駄菓子屋 まつや」と書いてあります。なんと、飲み物と駄菓子50円分で税込み350円! カフェなのでしょうか。ポスターの奥が「おとなの駄菓子屋 まつや」の入口です。入ってみましょう!

店内はカウンター席があり3、4人ぐらいで満席になります。「おとなの駄菓子屋 まつや」はかつて蕎麦屋だったそうです。保育士だった現店主は地域の人々が安全に安心して語らう場を設けたかったそうです。そこで蕎麦屋の跡地に「おとなの駄菓子屋 まつや」を作りました。下町の人々が慣れ親しんだ駄菓子と飲み物は税込み350円。負担を感じないで気楽に来れる料金を考えたそうです。

ふんわりと心が和む店主の笑顔に誘われ、飲み物はポスターに書かれたメニューからアイスティーをお願いしました。可愛いコースターに置かれたアイスティーに美味しそうな駄菓子。近所の家にお呼ばれしたようなリラックス感が心地よいです。

駄菓子はさらに50円分選べます。どのお菓子にしようか悩むことが楽しいのは、大人も一緒です。そして、気楽なおしゃべり。日常のことを気兼ねなく話せる心の拠り所のような場所があるのは、本当に素敵なことです。

「おとなの駄菓子屋 まつや」で楽しい時間を過ごしたら、銭湯はいかがでしょうか。「おとなの駄菓子屋 まつや」の目の前に「藤の湯」があります。現在の家庭は内風呂がありますが、定期的に銭湯へ通う地元の人々は多いです。やはり大きいお風呂は気持ちがいいものです。「藤の湯」は薬湯が有名です。三河島駅周辺は懐かしい雰囲気の街並みです。「おとなの駄菓子屋 まつや」はやさしく地域の人々をみつめています。

【店舗情報】
「おとなの駄菓子屋 まつや」
住所 東京都荒川区荒川3-15-5
営業時間 11時~16時
営業日 火曜日~金曜日(祝日は休業)
電話番号 03-3891-0741(留守番電話対応)

「藤の湯」
住所 東京都荒川区荒川3-16-4
営業時間 15時50分~23時45分(2024年5月現在)
定休日 木曜日
電話番号 03-3807-1569

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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