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保育園に預けて仕事復帰する共働きママに必要な4つの心得

吉川永里子収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

もうすぐ4月、新年度のスタートが近づいてきています。

保育園入園が決まったママたちは、入園グッズの準備や生活時間の調整などやることがたくさんなのではないでしょうか?

筆者も4月から、世田谷区認可保育園の0歳児クラスに一番下の娘を預けます。

実に保育園に通うのは4年ぶり。

保育園に子どもを預けるのは初めてではないものの、やはり今一度しっかりと「子どもを預けて働く」ことの大変さを再認識しないといけません。

はじめのうちは思うように働けないと心得よ

今年は特に4月1日が金曜日です。

入園式に行って、いきなり土日休みの方も多いはず。

そして月曜日から慣らし保育で預け始めたとしても…

ひとまずゴールデンウィークくらいまでは、まともにお仕事できないと思っておきましょう。

初めての集団生活で、子どもは想像以上に疲れて帰ってきます。

そして、病気や風邪も簡単にもらってくるので、発熱などでお休みしないといけなくなります。

また最近ではコロナ感染者が出ると、保育園自体が休園してしまうこともあります。

保育園1年目は、子どもにとって過酷な生活であることを理解して、

「思うように働けない」のは仕方ないとポジティブに諦めましょう!

呼び出されたらママが対応しないといけないと心得よ

子どもの体調不良やケガなど、月齢が小さいうちは保育園からの呼び出しも頻回です。

預けて電車に乗った!と思ったら、即呼び出しの電話がかかってくるなんて事も…。

保育園は、緊急連絡先の1番目に書いてある番号に電話をかけます。

当然毎回同じ人、たいていママに電話がかかってくるわけです。

毎度毎度仕事を中断してお迎えに行き、子どもの体調によっては次の日から仕事を休まないといけないこともあります。

有給もあっという間になくなるし、休みが増えれば減給だってあるでしょう。

きっとその度に「何で私ばっかり…」と感じるでしょう。

そこでおすすめしたいのは、事前に保育園のことは全部自分が対応する!と覚悟を決めちゃうこと。

めちゃくちゃ大変だし理不尽だけど、もうポジティブに諦めがつきます!

ただし、その分パパにはしっかり稼いでもらい、帰宅したらママのケアをしてもらう約束はしておきましょう!

大変なんだよ!っていう気持ちを共感することが、パパの重要な役目です。

自分の時間を意識して確保するように心得よ

保育園からの呼び出しやお休みに対応して、頑張ってるママ!

子どもが元気に登園してる日や土日などパパが面倒見れる日には、自分のための時間をしっかり取りましょう。

自分が全部対応する!って決めて頑張ってても、辛くて泣きそうになることもあります。

やっぱりパパだって休んで対応してよ!とイライラする時もあります。

できるだけそうならないために、普段からストレスを溜めない工夫をしましょう。

1人でゆっくり買い物する時間、友達とランチする時間。

自分のやりたい事を、自由にやれる時間をしっかり取りましょう!

また夫婦2人だけで出かけるのもおすすめです。

日々なかなか話せない育児や生活のことなど、ゆっくり話し合える機会を作ると、相手への不満やストレスも軽減しますよ!

無理をせず手を抜けるところは抜くと心得よ

頑張り屋さんのママほど、ちゃんとご飯を作らないと!ちゃんと生活時間を整えないと!ちゃんとお休みには一緒に遊ばないと!

と、各方面で「ちゃんと」しないといけないと無理しがちです。

冷静に考えて欲しいのが「ちゃんと」って何でしょう?

「ちゃんとする」「ちゃんとして」って、実はすごいプレッシャーなんですよね。

だから、ちゃんとしなくちゃ!とプレッシャーを感じたり、与えたりするのではなく、ここまではヨシとしよう!という手を抜いてOKのラインを決めておくのがよいです。

・月に1回くらい公園で一緒に遊べはいいにする

・朝ごはんは納豆ご飯でもいいにする

・寝ちゃったら1日くらいお風呂はサボってもいいにする

このくらい出来てれば十分♪と、無理せず手を抜いてOKにしておくことが大事!

普段頑張って保育園に通っている子どもにとって、一番大切なのはママが元気に明るく笑っていることです。

働くママはとにかくスゴイ!本当に頑張ってる!

大切なのは、自分と家族が「どう暮らしていきたいか」目標や目的をしっかり持つこと。

働きたいと決めたなら、周りにあれこれ言われようと、ママは自分軸を持って胸を張って働いてくださいねっ!

\こちらも参考に/

保育園の入園が決まったらここは片づけよう!育休明けがスムーズになるお家の整え方

収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

2008年より整理収納アドバイザー・収納スタイリストとして活動を開始。片づけられなかった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに整理収納や暮らし術について発信。働くママ・妻・女性目線で行うライフスタイル提案が好評で、個人宅のアドバイスから、メディア出演や講演会など幅広く活躍中。プライベートでは離婚・再婚を経験し、現在はステップファミリーとして、夫と5人の子ども達に恵まれる。著書は『もっとラクに生きる!暮らしの整理術100』『なかなか捨てられない人ための鬼速片づけ』など多数。

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