横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

横浜市には名物の「家系ラーメン」「サンマーメン」をはじめ、数多くのラーメン屋さんが軒を連ねるラーメン激戦区ですよね。

横浜ウォーカーの元編集長のＹさんによると、「ハマっ子の血はラーメンのスープで出来ている」んだそうです。同感！

ただ、数あるラーメン屋さんの中には、家系やサンマーメンだけにとどまらない、このお店ならではと言えるラーメン屋さんがあるのも事実。

そんな中、今回は新横浜駅前にある九州とんこつインスパイアともいうべきラーメン屋さんである「横濱ハイハイ樓」さんを紹介したいと思います。

この「横濱ハイハイ樓」さん、かつては横浜駅西口、現在は「金目鯛らぁ麺 鳳仙花」がある所にも横浜西口店がありました。

文明開化の町、港ヨコハマを象徴したのか横浜ではなく「横濱」の文字を使い、説明文なども古い文体を使うなど、なかなか楽しいお店です。

味はというと・・・先ほど「九州とんこつインスパイア」と書いたように、九州のラーメンを思わせる白濁した豚骨スープと、ゆで加減を選べる極細のストレート麺がマッチしたラーメンです。

ただ、みうけんはそこまで九州とんこつに詳しいわけではないので、正直このラーメンが「本格的な九州とんこつ」なのか「インスパイア」なのかどうかまでは、イマイチ分からんのであります。

さて、店内に入るとまずはレジ。

ここで先に注文、先払いです。ペイペイに対応されているのは嬉しいところ。

店内はカウンターがズラリと並んでいます。

椅子が色とりどりなのは面白いですねぇ。かつて横浜駅西口にあったお店も、こんな感じだったかなと記憶しています。

卓上にはオー！ホットと紅ショウガ。

九州系の豚骨ラーメンにあって紅ショウガはマスト。これで高菜もあったら、なおのこと嬉しいです。

卓上にもメニューがあって、食べながらじっくり眺められます。

美味しいラーメンを食べながら、次回は何を注文しようか・・・そう考えるのは至福のときですよね。

「ハイカラ麺」（７３０円）、麺の硬さはバリカタでお願いしました。さすがにバリカタ、アッという間の着丼です。

せっかくのバリカタなのに、モタモタ写真を撮っているので結局はカタメくらいになりました。

スープは豚骨の旨味がバシッと効いた濃厚なスープで、豚骨の香りもしっかりとしています。

ハイカラ（ハイに辛い）という割には思ったほど辛くはない・・・と思いきや、後から後から爽やかかつ重厚な辛さがビシビシ響いてきて、これは美味しいなぁ。

豚骨のコクと油に、たっぷりと投入された青ネギが良い仕事をしています。

うーむ、やはりこのお店は純粋に美味しい。

麺はしっかりと食感を残した麺で、バリカタ～カタメくらいの硬さ。

やはり、このスープにはこの麺が相性抜群です。

量も個人的にはしっかりとあります。

替え玉を推奨されますが、スープもかなりこってりなので替え玉をしなくとも充分におなかいっぱいになれました。

具材はたっぷりのひき肉で、お肉のむっちり食感が嬉しいです。

ちょっとピリ辛なのは下味なのか、スープのせいなのか。

そして、このひき肉を逃さずに食べられるよう、穴あきレンゲがついているのはありがたいです。

しっかりと肉肉しさのある具なので、食べた時の満足感もひとしおです。

◆◇◆後記◆◇◆

こちらのお店はお昼時になると、店頭にたくさんのお弁当が並んでたくさんのサラリーマンの方が集まっている光景も目にしますね。

今回は「ハイカラ麺」を頂きましたが、オーソドックスな「ハイロウ麺」や味噌味の「ハマミソ麺」、角煮の入った「トンロウ麺」もオススメです。

新横浜にはラーメン博物館もあるなどラーメン文化が花開くところ。

その中でも、ちょくちょく通うのにちょうどよい手軽さと駅チカさ、そして美味しさがあるのがここ「横濱ハイハイ樓」さんなのです。

このお店は個人的に好きなので、また通わせていただきたいと思います。

お試しを！