元カープのシン・ソンヒョン3年ぶり本塁打 クロンも一発、ピレラ二発で元広島勢活躍<韓国KBOリーグ>
11日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。
キウムヒーローズ-トゥサンベアーズ(コチョク)はトゥサンが11-8で勝利。トゥサンの先発、高卒2年目左腕のチェ・スンヨンが6回4安打無失点で、自身の21歳の誕生日を白星で飾った。今季2勝目(1敗)。
トゥサンは7番レフトで先発出場のシン・ソンヒョン(申成鉉、元広島)が6回表2死二塁で、レフトポール際へ特大の1号2ラン。2019年4月16日SK戦以来、約3年ぶりの一発を放った。
シン・ソンヒョンは韓国から京都国際高に野球留学し、同校初のプロ野球選手として2008年ドラフト4位で広島入り。在籍5年間で1軍出場はなく、帰国後に独立球団を経て15年に育成選手としてハンファイーグルス入りした。ハンファの正式登録を経て、17年途中からトゥサンに在籍している。
ハンファでは16年に89試合に出場、8本塁打を記録したが、近年の1軍出場は限られ、昨季は2軍で70試合に出場、打率3割3分1厘、9本塁打、59打点を残していた。今季は主力の故障で今月3日に一軍に昇格し、内野手登録だがこの3試合はレフトで先発出場している。
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またサムスンライオンズ-SSGランダーズ(テグ)ではサムスンのホセ・ピレラが4、5号の二発。SSGのケビン・クロンが6号2ランを放ち、この日は元カープの3選手がKBOリーグで4本塁打を記録している。
◇5月11日(水)の結果
・LG 5 - 2 ハンファ(チャムシル)
勝:ケリー
敗:ナム ジミン
・キウム 1 - 5 トゥサン(コチョク)
勝:チェ スンヨン
敗:チェ ウォンテ
・サムスン 6 - 5 SSG(テグ)
勝:オ スンファン
敗:パク ミンホ
・KIA 5 - 10 KT(クァンジュ)
勝:オム サンベク
敗:イ ウィリ
・ロッテ 6 - 5 NC(プサン)
勝:キム ウォンジュン
敗:イ ヨンチャン
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映像:5月11日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))
◆「NCイ・ドンウク監督解任」
NCダイノスはイ・ドンウク監督の解任を発表。昨年から選手、コーチの球場外でのトラブルが続き、成績不振により停滞したチームの雰囲気を一新するためとしている。監督代行をカン・イングォンヘッドコーチが務める。NCは9勝25敗で最下位。20年にリーグ参入8年目で初優勝するも昨季は7位だった。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>
キウムヒーローズ戦に1番ライトで先発出場。1打席目空振り三振、2打席目センター前ヒット、3打席目レフトオーバーの二塁打、4打席目四球、5打席目ショートゴロで4打数2安打1四球2得点だった。