【大阪・北浜】一度は行きたい!大阪の夜景を眺めながら本格日本料理が楽しめる旬彩を使った月替わりコース
大阪・北浜にある、日本料理と和食器のトータルコーディネートで楽しめる「きたはま 雅楽(がらく)」をご紹介します。関西のグルメ通と共に、食事会として訪問しました。
大阪メトロ堺筋線北浜駅より徒歩1分。旬の食材を使用し毎月変わる日本料理のコース料理を味わえる完全予約制の懐石料理店。
老舗の料亭や会員制ホテルのレストランで経験と実績を積まれた料理長が織りなす逸品の数々を味わえ、カウンター席からは北浜の夜景を楽しめます。
おまかせコース10品 2,0790円(税込)
前菜
・鰻の小茶碗蒸し
・合鴨ロース煮と新蓮根を緑酢で
・海老と白芋茎の酒盗クリームかけ
・金時草のお浸し
・枝豆の手毬揚げ 沢蟹の素揚げ
献立の初めに出された小料理の盛り合わせは、味がはっきりとしていて食欲が増します。1杯目のお酒を楽しむことができる季節も感じる上品な小料理の数々。
お吸物
・のどぐろお吸物 じゅんさい 白瓜 人参 青柚子
身が甘くふんわりとしたのどぐろは、脂の旨味も楽しめます。ツルツルしてぷりっとしたじゅんさいの食感も美味。青柚子の風味がアクセントになるお吸い物です。
お造り
・茂魚 鮪 烏賊 あしらい一式
脂乗りが良くとろける柔らかさと甘さがある鮪、淡泊で上品な味わいでコリコリとした食感のキジハタ(茂魚)、口の中に入れると甘みの強さを感じる烏賊は岩海苔と共に味わいます。鮮魚に合わせて、オリジナル白旨味醤油、ワイン醤油、京丹波寿の塩の3種をつけて楽しみます。
お凌ぎ
・煮穴子の飯蒸し 花山椒
穴子の旨味が引き出された煮穴子は、甘さとコクを楽しめます。口の中でピリッと辛さが広がる花山椒が穴子の独特な味わいを消し、華やかな風味で煮穴子を引き立ててくれます。
中皿
・小鮎の唐揚げ 抹茶塩
ほのかなほろ苦さが魅力の小鮎は、癖がなく旨味の強さがあります。塩と抹茶をブレンドした抹茶塩は、爽やかな風味で小鮎の苦さを緩和してくれます。
煮物
・煮鮑と賀茂茄子の翡翠煮 赤万願寺唐辛子 花穂
柔らかさが引き出された煮鮑は、風味と旨味を楽しめます。翡翠色の見た目が涼しげで爽やかな翡翠煮になった加茂茄子は、とろりとした食感が魅力。赤万願寺唐辛子は、辛さがなくほんのりとした甘さがあります。
肉料理
・黒毛和牛炭火焼を黒にんにくのソースで
・ヤングコーン炭火焼 無花果の炙り トリュフ塩
脂の旨味が魅力の山形牛の炭火焼は低温調理され、表面はこんがり焼き中はレア。肉汁と共に凝縮した肉本来の旨味を堪能できます。しっとりとした食感と凝縮された甘さがあるヤングコーン炭火焼と、甘くとろけるような食感の無花果の炙りも絶品です。
お食事/留椀/香の物
・鱸の釜炊き茶飯
・豆腐の赤だし
・水茄子漬け 生姜 糸がき
癖がなく淡泊な味わいのすずき(鱸)の茶飯は、口いっぱいに風味が広がりどこか懐かしさも感じます。まるで果物のようなほのかな甘さがある水茄子の漬物がとても美味しかったです。
水菓子
・泡のデザート
・フレッシュフルーツ マンゴーアイス
マンゴーアイスに、メロンや完熟マンゴーが添えられ炭酸をかけて味わうデザート。見た目の華やかさも楽しめます。
甘味
・炙り最中にお薄を添えて
炙ることで最中の皮のパリッとした食感と風味を楽しめます。立てられた抹茶は、和の心やおもてなしの心を感じコース料理の最後にふさわしい存在です。
目でも舌でも味わえるお料理は、和食器の和心と共に楽しめます。ご馳走がトータルコーディネートされた芸術的なコース料理。カウンター席は盛り付けを目の前で楽しめ、個室は会食や接待での利用におすすめです。