「もうパサつかない!」鮭をふっくら仕上げる裏ワザ!臭みを一発で取り除く方法も紹介
秋の味覚、秋シャケは素晴らしい味ですね。シャケは子どもたちも好きで、毎週の献立に入れて楽しんでいます。しかし、シャケを焼く際にこんな経験はありませんか?
・ぱさついてしまって美味しくない
・ふっくらと焼けずに固くなってしまう
・臭みがある
私も以前は、これらの問題に頭を悩ませていました。
行きつけの鮮魚店の方に、シャケを上手に焼く方法を教わり、今は美味しく焼けるようになりました。今回は、秋の味覚である秋シャケ(生鮭)を美味しく焼く2つのポイントを紹介しますね。
コツ1:水分をきちんと取り除き、酒をまぶすこと。
焼き鮭が美味しさを発揮しづらい時、その理由として臭みや乾燥が挙げられます。
【補足】
シャケには脂が豊富なものから、さっぱりとしたものまでさまざまな種類があります。このため、どれが乾燥しやすいかはシャケのタイプによります。
調理前にはキッチンペーパーを使ってシャケの表面の水分をしっかりと取り除きます。次に、酒をまぶすことで、臭みが軽減され、焼き上がりがふっくらとします。
(酒をまぶした後は、5分程度そのまま置いてから、再びキッチンペーパーで水分を拭き取ってくださいね。)
コツ2:小麦粉でサラッとコーティング
シャケが乾燥してしまうのは、焼く過程で水分が逃げてしまうからです。
そこでのアプローチは、小麦粉を使ってシャケの表面を軽くコーティングします。これにより、水分が逃げにくくなり、中のジューシーさが保たれます。
シャケに小麦粉をまぶす前に、必ず表面の水分をしっかりと取り除いておきましょう。
小麦粉を振るときは、茶こしを使って均一にまぶせるようにすると、ダマにならずにきれいにコーティングできます。しっかりとシャケの4面すべてをコーティングしましょう。
そして、焼くのはとても簡単!フライパンに少しの油を加え、皮を下にして中火で焼きます。
3分焼いたら、裏返して蓋をしてさらに3分。火が通っていない場合は、焼き時間を少し長くして調整してください。
比較検証:下処理あり vs なし
酒と小麦粉で下処理を施したシャケと、何も手を加えないシャケを焼き比べてみました。
写真だけでなく、実際の見た目でもその差は明らかです。写真の下部にあるのが下処理をしていないシャケです。
下処理を行ったシャケは、焼き上がりがふっくらとしており、肉質もしっとりとしています。身が収縮することも少なく、美しい焼き上がりとなりました。
一方、下処理をしていないシャケは、身が縮み、身が乾燥してしまったような感じがありました。
結果として、下処理をすることでシャケはふっくらとした美味しい焼き上がりになることができました!
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