キャンプ初心者必見 暗黙のキャンプルール
海外出身の友人が「電車の中でカップラーメンを食べてたらすごく注目された。日本じゃだめなのかな?」というのです。確かに、電車の中でカップラーメンを食べたらだめだよと事前に教える人はいないかもしれません。言い方が難しいですが、日本では当たり前のことですよね。
しかし、「当たり前」という考え方は、知っていてこその話です。何も知らない人(例えば習慣や考え方が違う国から来た人など)にとってはわかりようがないことです。しかもそれを周りの人も教えてくれるとは限りません。周囲の人は教えてあげることもなく、黙ってみているだけの事もありますよね、まさに暗黙のルールです。
暗黙=何も言わず、だまっていること。
ゴミを放置して帰る、夜遅くまで騒ぐなどは言語道断ですが。それ以外にもキャンプには暗黙のルールがあります。ぜひこれからキャンプをされる方はチェックしてみてください。(※あくまで私の独断と偏見に基づく暗黙のルールです。参考まで)
直火は基本的に禁止
直火とは焚き火台を使わずに直接地面に薪を置いてたき火をすることです。芝を焼いたり自然を傷つけてしまうこともありますし、直火跡をそのまま放置することは、見た目も汚く火事のリスクもあります。直火禁止の看板が掲出されてないキャンプ場でも、ほとんどのキャンプ場では直火禁止です。
他の人のサイトを横切る
他人のタープの下を勝手にくぐって行くのは、人の家に勝手に入るぐらい失礼なことだと思います。タープのしたをくぐるまでもなくても、サイトの区画に入るのは人の庭に入るのようなもの。たとえ遠回りなるとしても他人のサイトには入るべからずです。
夜遅くに薪わり
オノやナイフで薪を割るとどうしても木を打ち付ける音が出てしまいます。就寝されている人、静かな夜を楽しんでいる人の妨げになってしまいますね。昼間のうちに薪割はすませておきましょう。夜は冷えるので思った以上に薪を消費することもあるので注意が必要です。
夜遅くにペグうち
ゆるい地面だと時間とともにペグが抜けてしまい、寝る前に打ち直す必要がでてきます。テントやタープの崩壊を防ぐためにはやむを得ないこともありますが、ハンマーをタオルで巻いて音がなるべく出ない配慮ができるといいですね。
他の人のテントを照らさない
テントは布1枚で外と区切られていることが多いですが、ライトで照らされると中まで光が通ってしまいます。寝てているときでも光でテントを照らされると思いのほか気になるものです。ランタン・車のライトなどでテントを照らさないように配慮が必要です。
ソロキャンプしている人に必要以上に声をかけない
私の個人的な考えですが。あいさつや、便宜上必要な場合を除いてはソロキャンパーはそっとしておくのが一番だと思います。一人でキャンプを楽しみたいからこその「ソロキャンプ」です。女性ソロキャンパーに「火おこししてあげようか?」「テント張るの手伝おうか?」などの「おせっかい」をする人もいると聞きます。親切心かもしれませんが、それが楽しくてキャンプに来ているわけですので、そっとしておきましょう。本当に困っているなら向こうから声をかけてくるはずです。その時はキャンパー同志で快く助け合いましょう!
いろいろと個人的な考え方を述べさせていただきましたが、あまりにもマナー!マナー!と過敏になりすぎるのも疲れてしまいますよね。そこは「お互い様」と考えて時には寛容になることも大切です。
【プロフィール】
1986年生まれ35歳ソロキャンパー,幼児の娘2人と妻の4人家族。
33歳にしてキャンプ熱が燃え上がり、勢いそのまま34歳でキャンプYouTuberになる。
キャンプギア・キャンプ場・ノウハウの紹介や,エモイキャンプ動画を(めざして。笑)配信中。 YouTubeチャンネルのリンクはこちら:MAE CAMP