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プイグ特大初アーチで祝福受けるも追撃ならず/全球団の「ロゴ入りツナ缶」発売<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
韓国初アーチでナインから祝福されるプイグ(写真:キウムヒーローズ)

5日のKBOリーグは、全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-LGツインズ(コチョク)はキウムが3-5で2点を追う8回裏、キウムの4番、元メジャーリーガーのヤシエル・プイグに1号ソロが飛び出し1点差に迫った。

レフトスタンド後方の壁面に直撃する、特大のKBOリーグ初アーチを放ったプイグをキウムナインは王冠をかぶせて祝福。キウムは追撃をかけたいところだったが、9回表にLGの3番キム・ヒョンスに3ランを喫し、キウムは4-8と引き離され敗れた。LGは開幕3連勝。

◇4月5日(火)の結果

・トゥサン 5 - 6 サムスン(チャムシル)

 勝:イ ジェイク

 敗:ホン ゴンヒ

・キウム 4 - 8 LG(コチョク)

 勝:イム チャンギュ

 敗:ノ ウンヒョン

・KT 5 - 8 SSG(スウォン)

 勝:パク ミンホ

 敗:デスパイネ

・KIA 4 - 3 ハンファ(クァンジュ)

 勝:ユ スンチョル

 敗:チャン シファン

・NC 1 - 5 ロッテ(チャンウォン)

 勝:キム ジンウク

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

◆「球団ロゴマーク入りのツナ缶発売」

韓国野球委員会(KBO)は韓国で最もポピュラーなツナの缶詰、「トンウォン・チャムチ」(トンウォンF&B)とのコラボ商品発売を発表。KBOリーグ、同商品ともに今年で発足、発売から40周年ということで実現した。

「トンウォン・チャムチ・チャンピオンエディション」と銘打った缶詰には、全10球団各3種のチームロゴやマスコットがデザインされている。

ロゴマークなどがデザインされたツナの缶詰(写真:韓国野球委員会)
ロゴマークなどがデザインされたツナの缶詰(写真:韓国野球委員会)

「チャムチ」とは韓国語で「まぐろ」のことだが、まぐろが原料の「ツナの缶詰」のことも「チャムチ」と呼ばれている。

(関連記事:助っ人左腕の好投でキウムが連敗を4でストップ 「ツナ缶」捕手が2打点で援護

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

サムスンライオンズ戦の9回表、代打のカン・スンホに代わってセンターの守備に入った。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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