【福岡市早良区】日本語と英語の絵本を買うことができる『オッキドッキ書店』
お散歩ライターの石井つかさです。
2024年7月7日にオープンしたばかりの日本語と英語の絵本を中心に取扱っている『オッキドッキ書店』にお邪魔してみました。ここは福岡市早良区城西にあるアパートの1室で経営している小さな本屋さんです。
店舗はドアが閉まっているので自分でドアを開けて入る必要があります。ちなみに、ノックは不要です。少し緊張しますが、ガチャリとドアを開けて入りましょう。
中は一般的な1Kの作りで、店内に入ってすぐに事務レジなどが置いてあるスペースがあり、奥に進むと6畳の広さの部屋に本が陳列されています。
入ってすぐ右側が英語で書かれた絵本コーナーで左奥が日本語でかかれた絵本のコーナーになっています。部屋の中央に置かれているテーブルには、試し読みできるように本が置いてあります。あえて低いテーブルを使っていて、ペタンと座って落ち着いて絵本を読むことができます。
この、ちょっと変わった本屋さんですが、なぜこのような本屋さんを出そうと思ったのかオーナーさんに話を聞いてみました。
オーナーの蒲原さんは、もともと小学校の英語教育に関わったり、大学で英語の教師をしていたそうです。定年退職後に英語の絵本屋さんを開きたいと考えるようになったそうですが、英語を教えていく中で日本語の重要性を痛感し、「日本語の土台作りがなければ英語力も伸びない」という考えに至り、その結果、日本語と英語の両方の絵本を揃えた書店を開業することに決めたそうです。
蒲原さんは英語を指導していた経験から、英語学習に役にたつ絵本も数多く取り揃えています。
絵本1冊丸ごと「more than」の活用について書かれている絵本など、定型表現をしっかり覚えることができる絵本もありました。日本人が英語を学習するのにも最適なシリーズです。
このような学習向けの絵本から、小学校の教科書に載っていたスイミーを描いたレオ・レオニさんの絵本や、日本昔ばなしを英語訳した本など、日本人でも馴染みのあるタイトルの本も数多く取り揃えられていて、見ているだけで楽しくなります。
当然、日本語で書かれた絵本も数多く揃っていますので、日本語、英語のどちらでも好奇心を満たすことができます。
現在はオープンしたばかりで許可が間に合っていないそうなのですが、古物商の申請もしているそうなので、許可が降りたら現在は絶版になった低年齢向けの洋書も扱う予定だということでした。楽しみですね。
ちなみに、この『オッキドッキ書店』という名前は、好きな韓国ドラマで出てくる店名から取ったそうです。