秋の洗濯物、今日外干しで乾く?気温や湿度から判断する簡単ガイドを洗濯研究家が解説
洗濯研究家の平島利恵です。秋になり、急に洗濯物が乾きにくくなったとお困りではありませんか?秋は気温が下がり、湿度が高くなるため、乾きづらい日が増えてきます。秋服は、夏服よりも厚手で、そもそも乾きにくいですよね。そこで、今日は洗濯物を干して乾くかどうかの目安と便利なサイトをご紹介します。
洗濯物が乾くための条件を知ろう
洗濯物がスムーズに乾くかどうかは、気温と湿度のバランスが大きく影響します。
気温の目安
気温は15度以上が目安です。20度を超えると乾きやすくなり、15度以下になると乾きにくくなります。
湿度の目安
湿度は60%以下が目安です。湿度が60%を超えると、乾きにくく、生乾き臭が気になることも。
天気
曇りの日でも、気温が15度以上で、湿度が50%前後であれば洗濯物は乾きます。ただし、風がない日は時間がかかるため、部屋干しやサーキュレーターを併用しましょう。
秋晴れで風が心地よく吹いている日は、厚手の服も乾きやすくなります。
外干し出来る?便利なサービスを紹介
ウェザーニュース「お洗濯情報」
https://weathernews.jp/s/laundry/(外部リンク)
地域ごとの洗濯物の乾きやすさを「洗濯チャンス」としてチェックできます。具体的な気温や湿度、風速なども確認でき、詳細な天気予報が便利です。
tenki.jp 洗濯指数
https://tenki.jp/indexes/cloth_dried/(外部リンク)
各地域ごとの洗濯指数を公開しています。「洗濯日和」や「部屋干し推奨」といった形でわかりやすく表示されます。
Yahoo!天気
https://weather.yahoo.co.jp/weather/(外部リンク)
天気予報だけでなく、洗濯物の乾きやすさを「洗濯指数」として提供しています。指数が高いほど乾きやすく、低い日は部屋干しを検討すると良いでしょう。
乾きにくい日の対策
気温が低く、湿度が高い日はどうしても洗濯物が乾きにくくなります。次の対策で乾かないストレスを解消しましょう!
- 部屋干し×エアコンの併用
部屋の湿度を下げ、空気を循環させることで乾きやすくなります。 - 扇風機やサーキュレーターを使用
風を当てることで乾きが早くなります。洗濯物の間隔はこぶし1つ分空けて干し、風の通りを良くしましょう。 - 浴室乾燥機の活用
浴室乾燥機を使うと、湿気が多い日でも短時間で乾かすことができます。
秋の洗濯物は、外の気温と湿度に注意し、乾き具合を確認するようにしましょう。15度以上、湿度60%以下を目安とし、天気予報サイトの「洗濯指数」をチェックして、洗濯を効率よく行いましょう!