ヌートバーは2試合連続3四球。シーズン1本目のホームランも打ち、ここまで15打席で出塁10度
4月16日、ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)は、「7番・センター」として出場し、5回表からレフトへ移った。
故障者リストから復帰した前日は、1打数0安打、3四球、1三振。この日は、2打数1安打、3四球、1三振だ。
どちらの試合も、3四球と1三振は同じながら、内訳は違う。15日の4打席は、四球、四球、四球、三振。16日の65打席は、三振、四球、ホームラン、敬遠四球、敬遠四球だった。
歩かされたのは、3対3の8回裏、2死二、三塁と、4対4の10回裏、1死二、三塁。ピッツバーグ・パイレーツは、ヌートバーよりも、すぐ後ろのジョーダン・ウォーカーと勝負することを選んだ。
ウォーカーは、センター・フライと三振に倒れた。デビューから8試合の31打数11安打(打率.355)に対し、この試合を含む、その後の8試合は29打数5安打(打率.172)。長打も、4本と0本だ。最初の8試合は、ホームランと二塁打を2本ずつ打った。ウォーカーが三振を喫した直後、トミー・エドマンがセンターへ抜けるヒットを打ち、カーディナルスはサヨナラ勝ちを収めた。
今シーズン、ヌートバーは、出場した3試合とも出塁3度以上だ。開幕戦は、シングル・ヒット1本と2四球を記録した。トータルでは、15打席の3分の2、10打席で出塁ということになる(一塁、二塁、三塁で止まらないホームランも、出塁に数える)。
また、1試合2度以上のマルチ出塁は、前年のレギュラーシーズン最後の試合から、4試合続いている。
ちなみに、比べるのはまだ早すぎるが、連続マルチ出塁は、テッド・ウィリアムズが1948年に記録した21試合が最も長い。ウィリアムズは、84試合連続出塁の最長記録も持つ。こちらは、1949年に記録した。