仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

まだまだ三寒四温、肌寒い日とちょっと暖かい日が交互に訪れている仙台です。暖かい日は早くもあの憎々しい「スギ花粉」が舞い始めていることが目と鼻の反応でわかりますが、それでも肌寒い日はやっぱり肌寒い。

そんな肌寒さを温めてくれるのは、やっぱり…熱々のラーメン。しかも「嗚呼、温まりたいなぁ」といったタイミングであれば、有力な選択肢の１つとして挙がってくるラーメンは「みそラーメン」ではないでしょうか。炒め野菜やラードの油で表面を覆われたスープをレンゲですくうと、立ち上ってくるホカホカの湯気。鼻をくすぐるお味噌の香り。慌てて食べて口の中をヤケドしてしまったことも数知れずな「みそラーメン」。

今回はそんな「みそラーメン」の人気店をレポートします。

そのお店とはこちらの「拉麺そらたつ」さん！　JR仙石線中野栄駅から、三井アウトレットパーク仙台港へと続く道沿いにあるラーメン店です。アウトレットへのお買い物中に見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

入店してみると、壁には数々のメディア紹介されている証のサインが飾られていました。

某宮城県芸人さん達の番組から、某宮城県を代表する夕方のローカル番組まで。某フードライターさんのサインには「純連の良さが中野栄にも」とのメッセージが書いてあります。あの札幌味噌ラーメンの名店「純連」さんの良さを感じさせてくれるラーメン…。期待が高まります。

注文は食券機制。みそ、正油、塩、季節限定のジャンルから好みのラーメンが選べます。

食券をポチリ、カウンター席に着席し、スタッフさんに食券を渡します。

さすがの人気店だけあって店内は満員御礼。そのためカウンター席の他にテーブル席もありましたが、撮影は自粛しました。

追加注文などの確認用でしょうか、席にもメニュー表を完備してくれていました。食券機では見逃してしまっていた点も確認。

ふむふむ。みそラーメンに関しては生姜を「抜き・少なめ・多め」にできる、と。特製辛味で辛いラーメンにすることも可能、と。肉メンマご飯…名前だけで超美味しいそうなんですけど、と。

その他、座席の周辺も確認。

ちなみにお邪魔したこの日は水曜日。「あ、ライス（小）無料だったのか」とここで気がつき、慌ててスタッフさんにライス（小）を追加でお願いしました。

そして卓上には味変用の一味唐辛子とおろしニンニク。

卓上にニンニクを置いてくれているのは、個人的に非常にありがたいポイントの１つです。勝手にニンニクをマシにできちゃいますから。ええ。

はい、着丼しました！　私が注文したのは人気の「みそラーメン」。

そして、ありがたい無料サービスのライス（小）。味噌とお米、日本人のお食事ゴールデンコンビの完成です。

みそラーメンの上にのっているのは、体をポカポカと内側から温めてくれる「生姜」。

ただでさえ寒い日にぴったりのみそラーメンに、ポカポカ成分の生姜がのっている。これは本当に体が温まりそう。今回はオーソドックスな味を味わいたくて生姜を「ふつう」でお願いしています。

それでは、まずはスープから一口。

炒めモヤシの香ばしさがしっかりと感じられる、コクのある味噌スープです。そして札幌味噌ラーメンのように、スープ表面の油膜が熱さをしっかりと封じ込めてくれているので温度は熱々。

ヤケドに注意しながら味わうと、染み渡っていく美味しさと温かさ。ほんのりと感じられる生姜の香りもたまりません。柔らかくてジューシーなきざみチャーシューと一緒に味わいました。

そして麺。こちらもまさに札幌味噌ラーメンを思わせる、黄色いプリプリの卵麺。

熱々のスープと一緒にすすると、思わず「ハフッ！」と声が漏れてしまう美味しさです。食べ進めるほどに、生姜の効果もあるのか自然とじんわり汗が…。「純連の良さが中野栄にも」とのフードライターさんのメッセージの意味を体で感じます。

すでに体はポカポカですが、ここで味変にもチャレンジ。

卓上の一味唐辛子とニンニクを入れてみると、ピリッとした唐辛子系の辛味とニンニクの旨味が追加され、ポカポカみそラーメンのギアが1段階上がったような感じがします。嗚呼、白米がいてくれて良かった…。そんな独り言も出てしまいそうになるほど、お米にもピッタリの味です。

じんわり汗ばむ、お腹も体もポカポカのごちそうさまでした！

ちょっと今日は肌寒い…そんな時、皆さんも是非一度「拉麺そらたつ」さんのみそラーメンを味わってみてはいかがでしょうか。ちなみに生姜好きのワタクシは、次にみそラーメンを注文する時には生姜「多め」で、ポカポカ成分をマシてみようと計画中。寒くなくても汗をかきかき食べちゃいそうです…。

●拉麺そらたつ●

〒983-0012 宮城県仙台市宮城野区出花１丁目３−４