11月3日文化の日に「がんばれ九州場所激励チャリティイベント」が、トリアーダ宗像でにぎやかに開催されました。
真っ青に晴れわたった秋空の下、4年ぶりのイベントをたのしみに大勢の人が集まります。
地元、宗像に宿舎をおく「藤島部屋」の力士の皆さんとのひさびさの交流に、老若男女がわき立っているようです。
力士との腕相撲や餅つき大会、それにちゃんこ鍋の実演販売と、盛りだくさんの内容を体験取材してきました。

◇「九州場所激励チャリティイベント」概要

◇「九州場所激励チャリティイベント」当日

玉屋トリアーダ宗像店の店舗前、三号線沿いに「相撲のぼり」が立てられ、九州場所への気運が高まります。

玉屋は電光看板でもイベントの開催を呼びかけて、華やかにアピールしていました。

コイン購入

つきたての「チカラもち」は100円・「ちゃんこ鍋」は200円で食べられるとのこと、まず事前にコイン（引換札）を購入してそれぞれのブースに並びます。

◇餅つき大会とチカラ餅販売

イベント開催前に力士たちがもちをついて販売用の「チカラもち」の準備をしています。

イベント開始時刻12時になると、待ちかねたように来場者が参加して、力士との「餅つき大会」の始まりです。

販売開始になるとすぐに長い行列ができ、順番を待ちます。

つきたてのやわらかい「チカラもち（2個入）」をならんでゲットしました。

きな粉や砂糖・しょうゆなどが準備されていて、その場で味わえます。
力士がついた縁起のいい「チカラもち」に、皆さんご満悦のようすでした。

◇ちゃんこ鍋実演販売

ものすごい量の「ちゃんこ鍋」を見て、仕込みがさぞ大変だったろうと、頭のさがる思いです。
同時に食欲を刺激され「おいしそう～」と思いながら、買っておいたコインをにぎりしめました。

ちゃんこの味付けは？という質問に答えてくれたのは、越ノ龍さんです。
「ちゃんこにはいろいろな味付けをしますが、今日はシンプルに『塩ちゃんこ』で、先輩からうけついだ味を大切に作っています」とのこと。
12時から販売が始まると、こんどはにこやかに接客しながら、人々と交流をしていました。

かわいい相撲ファンもあらわれて、場がなごみます。

なくなってしまう前にゲットした「ちゃんこ」です。
取材を終えてからいただいた「ちゃんこ」は、ベースの出しと食材のうまみがからみ合って、また食べたいと思うシンプルでおいしものでした。
力士が毎日大量に食べるための工夫を感じる料理です。

◇力士と腕相撲対決

おとなから子どもまで大人気の「腕相撲大会」です。

かわいい挑戦者たちは、次々に力士を打ち負かします。

参加者には金の延べ棒（の形をしたティッシュ）が手渡されました。

◇藤島部屋の力士の皆さん

13時からは「藤島部屋」の力士の皆さんが勢ぞろいして、親方のあいさつがはじまります。
九州場所にむけての意気込みや、宗像市への思いを話されました。

力士がそろうとその体の大きさは圧巻で、迫力満点です。

質問コーナーでは「イチゴは好きですか？」というかわいい問いに会場がなごみます。

その問いに力士たちが答えて手をあげてみせるシーンに、はくしゅがわきました。

そのほかにもいろいろな質問が飛びかう中で、来場者と「藤島部屋」とのあたたかい交流がつづき、楽しい時間は終わります。

◇献血バスも参加

このイベントでは献血バスも参加しています。

スタッフが会場内で、来場者へ協力の呼びかけをする姿がみられました。

◇イベント終盤

イベントも終盤をむかえると、なごりをおしむように力士たちとの記念撮影などがあちこちで見られます。

気がつくと、力士のみなさんと話をされる市長の姿がありました。

いそがしい公務のなか、市長も「藤島部屋」の激励にこられたのでしょう。

◇まとめ

秋晴れの休日を満喫するように大勢の来場者でにぎわった「がんばれ九州場所激励チャリティイベント」です。
「チカラもち販売」や「ちゃんこ鍋の実演販売」など、今回得た収益金は宗像市をとおして、青少年育成のために活用されるとのこと。
力士の皆さんと楽しく交流しながら、社会に貢献もできた有意義なイベントに参加できました。
「藤島部屋」のみなさんが、九州場所で活躍されることを心から期待しています。

なお、トリアーダ宗像では第3土曜日に「感謝祭」を開催しています。
今月は18日（土）ですので、足を運んでみてはいかがでしょう。