【犬のしつけ】犬猫のお留守番!完璧マニュアル【分離不安!?】
はじめに...
「お留守番マニュアル」というタイトルにしましたが、〈こうでなくてはいけない〉 ということはなく、 飼い主さんも犬猫さんも心地よければOKだと思っています。
安心、安全なお留守番のために少しでもこの記事が参考になったら嬉しいです。
お留守番中はコレに注意
1.室温管理
・適温に保つ、停電対策
(夏は凍らせたペットボトルがあると室温急上昇が防げます)
2.事故に注意
・誤食やイタズラに注意
実例:電気コード、コンセントカバーを破壊→誤食。
お菓子を誤食→袋で窒息や中毒症状。
内側から鍵を掛けられる
3.入っちゃダメな場所に注意(特に猫)
実例:引き出しの奥には閉じ込めたのに気付かず外出。
水の張ったお風呂に落下。
洗濯機の蓋が閉じてしまい、閉じ込められる。
Q:何時間お留守番できる?
わんこの場合は目安として
トイレが我慢できる時間を上限
とするとわかりやすいかも知れません。
例えば子犬の場合は目安として
月齢=時間(生後4か月なら4時間)程。
成犬はもっと我慢できますが、10時間以上は厳しい子もいます。
長時間のお留守番は今問題なくても体調不良やシニアになった時のことも考え、シッターさんなども検討したいですね。
(成猫はしっかり準備すれば一泊くらいはお留守番可能です)
Q: ハウス?フリー?どこがいい?
一番考慮して欲しいのは安全面です。
『ハウスが可哀想だから』とフリーにした結果、誤食や電気コードをかじってしまったりしての事故がないように注意しましょう。
問題ないならフリーでもOKです。
でもハウスでもできるのがベストです。
ハウスができれば...
・部屋で動き回るより不安感が減る
・引越し等で環境が変わっても落ち着ける などのメリットがあります。
Q:「いってきます」は言っちゃダメ?
「いってきます」と「ただいま」は言わない方が良いという説をご存知ですか?
『一人になった時との落差で不安になるから』
というのが主な理由です。
個人的な意見としては基本的には同意!
でも言われることで納得する子もいます。
『あ、はいはいお留守番ね』
とわかってもらえる合言葉になることもあるので本人がどう捉えるかが大切ですね。
Q:お留守番苦手=分離不安?
分離不安とは飼い主さんと離れることで
・泣き続ける(鳴くではなく泣くと表現される鳴き方)
・トイレを失敗する
・破壊行動
・過剰な毛繕いや自傷をする
などが起きるの問題行動のことです。
よく「うちの子って分離不安ですか?」 と聞かれますが
単にお留守番練習が不足しているだけで分離不安ではないことも多いです。
お留守番中だけでなく、普段から予行練習をしないといきなりはできません。
お留守番成功のために...
お留守番を成功させる工夫には
・お留守番の前にたっぷりお散歩をする
・普段からハウスの練習をして、ハウスを落ち着ける場所にする
・知育玩具などを使い、留守番だけに意識が向かないようにする
などが有効です。
特にお散歩はすごくオススメです!
お留守番上手に育てよう!
お留守番が苦手な子も、そう思われてしまっている子も、きちんと練習すれば必ずうまくなります。
お留守番が全くないのも依存心が強くなりすぎたり、いざという時困ることもあるのでぜひ練習をおすすめします。
無理なくやればお留守番できる生き物ですので
〈後ろめたい気持ちを持ちすぎない〉
ことも大切だと思います。
意外と留守番中はのびのびしてたりするケースも多いです。笑