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イ・デホの後継者、20戦連続安打で打率4割3分6厘/安田権守きょうも3安打<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ハン・ドンヒ(写真:ロッテジャイアンツ)

5月1日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

3位のLGツインズと2位のロッテジャイアンツの対戦は4-0でロッテが勝利。ロッテは4連勝で貯金を6とした。

ロッテは先発のキム・ジンウクが6回1安打無失点の好投。3番のハン・ドンヒが3安打を放ち、連続試合安打を20に伸ばしている。

2018年にドラフト1次指名でロッテ入りした22歳のハン・ドンヒは、20年にレギュラーに定着し、2年続けて17本塁打を記録。今季は開幕から打撃好調で打率4割3分6厘、7本塁打はリーグトップ。今季限りで引退するチームの主砲で、高校の先輩でもあるイ・デホの後継者として期待に応える活躍を見せている。

◇5月1日(日)の結果

・LG 0 - 4 ロッテ(チャムシル)

 勝:キム ジンウク

 敗:イム チャンギュ

・キウム 9 - 3 KT(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:デスパイネ

・SSG 0 - 9 トゥサン(インチョン)

 勝:ストック

 敗:フォント

・KIA 3 - 6 サムスン(クァンジュ)

 勝:イム デハン

 敗:チョン ヘヨン

・NC 1 - 2 ハンファ(チャンウォン)

 勝:キム ボムス

 敗:イム ジョンホ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「エース粘投もKIA連日の逆転負け」

KIAタイガース-サムスンライオンズ(クァンジュ)は、KIAが3戦続けて終盤に逆転負け。エースのヤン・ヒョンジョンがサムスン打線を7回9安打2失点に抑え、KIAは1点リードで9回を迎えるも、後続投手が4点を喫して5連敗となった。

サムスンの先発デービッド・ブキャナン(元ヤクルト)は6回5安打3失点。勝ち負けはつかず、ここまでの成績は2勝3敗。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズ戦に2番ライトで先発出場。1回表1死でSSGの先発ウィルマー・フォントの151キロの直球をセンターに運ぶヒットを放った。

2打席目は四球、3打席目はスライダーをレフトへヒット。4打席目はこの日2つ目の四球で出塁し、9回の5打席目はバットの先に当たる高いバウンドのサードゴロが内野安打となって、3安打2四球で5打席すべて出塁した。5度の出塁の内、3、4、5番の一発、犠飛、適時打で3度ホームに生還している。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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