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“次世代セクシークイーン”ユ・ヒョンジュが日本女子ツアーに参戦!? 韓国QT受験者倍増のワケ

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
(写真提供=カン・ミョンホ)ユ・ヒョンジュ

韓国女子ゴルフ界が誇る“セクシークイーン”が日本にやってくるかもしれない。アン・シネではない。24歳のユ・ヒョンジュだ。

ユ・ヒョンジュは、アン・シネと親交の深い韓国の名物カメラマン、カン・ミョンホ氏が「追いかけている」と公言するほどの逸材。その異名をつけるのであれば、“次世代セクシークイーン”となるだろう。

(参考記事:写真30連発!! “次世代セクシーゴルファー”ユ・ヒョンジュは、アン・シネを超えられるか

韓国メディアも男心をくすぐる彼女のルックスに注目しており、「“座った姿も完璧”ユ・ヒョンジュ、超密着ユニフォームで完璧な脚線美」などと、ゴルフとはそれほど関係のないことまで報じているほどだ。

2部ツアーを盛り上げるセクシークイーン

そもそも1994年2月生まれのユ・ヒョンジュは、2012年にルーキーシーズンを過ごし、2016年からKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)の正規ツアー(日本で言うところの1部ツアー)に復帰した。だが2017年シーズンは成績が振るわず、「2018正規ツアー・シード順位戦」でも結果を残せなかったことで、今季は2部ツアーでプレーしている。

今現在は、韓国女子ゴルフ界一の“たわわボディ”アン・ソヒョンとともに、2部ツアーを盛り上げているといえるだろう。

そんなユ・ヒョンジュが今年、日本のQT(クォリファイングトーナメント)を受けると報じられた。

「ユ・ヒョンジュ、日本舞台に挑戦状…アン・シネに続いて“健康美”で列島を虜にするか」(『亜州経済』)、「ユ・ヒョンジュ、キム・イェジンが日本QT挑戦…“ゴルフ韓流”がさらに熱くなる」(『イーデイリー』)などがそれだ。

ユ・ヒョンジュの他にもアン・シヒョン、キム・ダナ、キム・イェジンなど30人もの韓国ゴルファーがQTを受けるという。昨年17人だったことを踏まえると、非常に多い数字だ。

今年QTを受ける韓国女子ゴルファーが倍増?

日本女子ツアーは韓国女子ゴルファーにとって、魅力的だ。韓国から近い、ゴルフに集中できる環境などなどその魅力は枚挙に暇がないようだが、今回多くの韓国女子ゴルファーがQTを受けるのには理由がある。

(参考記事:韓国美女ゴルファーたちに聞いた!! 日本から離れられないワケ

それは、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が来年からQTの出場資格を「JLPGA正会員のみ」と改めるからだ。

つまり韓国女子ゴルファーは今後、プロテストに合格するか、ツアーで優勝して入会資格を得るしか方法がなくなる。

彼女たちにとって、QTから日本女子ツアーの出場権を得られるのは今年が最後ということになるわけだ。

水着写真集なども話題に

ここ数年、韓国女子ゴルファーたちは日本女子ツアーを盛り上げてきた。イ・ボミやキム・ハヌルの人気や活躍は周知の通りで、アン・シネにいたっては水着写真集を発売するなど大きな話題を提供してきた。

(参考記事:【画像】アン・シネがゴルフウェアを脱いだ!! “水着”で証明したセクシークイーンのボリューム感

彼女たちはいずれも、まずはQTを通じて今日に至っている。それだけに、先輩たちに刺激を受けて日本進出を検討していた韓国女子ゴルファーたちも、今回のQT制度の改正には落胆を隠せない。

日本女子ツアーに参戦するハードルが一気に上がることで、キム・ジャヨンをはじめ、「いずれは日本ツアーに挑戦したい」と考えていたスター候補たちは今後、日本にやってくることはないかもしれない。

だからこそ今回のQTを受けるユ・ヒョンジュには、大きな期待がかかっている。

韓国メディアも「ユ・ヒョンジュの日本進出が成功すれば、アン・シネに続くフィーバーを期待できる」と報じていた。

日本進出を目指す韓国女子ゴルファーたちの“最後の駆け込み”となりそうな今年のQTは、8月から始まる。ユ・ヒョンジュがまずはファーストQTを通過できるかどうか、注目したい。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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