【衣替え掃除】衣類の保管前にやるべき掃除と防虫方法
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こんにちは、掃除研究家おそうじペコです。
今回は季節の衣替えの前にやっておくべきお掃除方法のお話です。
◆衣類から出るホコリは大敵なのです
季節の変わり目は衣類の入れ替え時です。このタイミングで是非収納場所のお掃除もやっておきましょう。特に冬から春~夏の衣類に入れ替える時期はお掃除の絶好の機会です。なぜなら、冬物衣類はウールなど繊維も多くホコリが大量に出るため、収納場所に蓄積しています。それを放置したままにしておくと気温と湿度の上昇によってカビや衣類につく虫の発生につながるからです。
2つのお掃除のポイントを考えてお手入れを
衣類保管場所(クローゼットや収納ケース)のお掃除で大事なポイントは2つあります。
衣類から出る繊維、扉の開閉によって入り込む室内のホコリなど「乾いたホコリ」と、狭い空間に空気が滞ることで発生しやすい「湿気」です。この2つのポイントを考えた掃除をしていきます。
◆スムーズなお掃除手順方法とコツ
用意するアイテム
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①掃除機 ②新聞紙または除湿シート ③伸縮型モップ ④フローリング用ドライシート ⑤メイクブラシ(掃除用)
⑥消毒用エタノール ⑦防虫剤
クローゼット編
①とにかくホコリを拭き取る
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衣類を全部出した状態からはじめます。一見とてつもなく面倒そうですが、だらだら出しながらやるより一気に「全部出し」した方が話が早いです。
![棚板だけでなく天井部分や壁に付着したホコリも拭き取ります。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621492273826.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
伸縮タイプのモップを使い、クローゼットの上部から下部に向かってホコリを拭き取ります。バサバサと払うようにするとホコリが舞い上がるので、スーっと一定方向に静かに滑らせます。棚板だけではなく、天井部分や壁、意外なところでドアの裏側やすき間なども拭き取ります。ホコリは3Dです、どこにでも付着しているのです。
②ドライシートで乾拭き
![ドライシートはノンオイルタイプのものであれば素手で拭き掃除をしても気持ち悪くありません。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621492423407.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ポールや引き出し部分などはフローリング用のドライシートで乾拭きします。クローゼット掃除の基本は水拭きではなく乾拭きです。ドライシートはホコリをしっかり吸着するので便利です。
③最後に掃除機で仕上げる
![ハンガーやラックなど収納小物のホコリも拭いておきましょう。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621492616279.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最後に掃除機をかけて落ちたホコリを吸引します。ハンガーなど収納小物を拭きながら収納し直します。
収納は衣類の間に風が通って湿気がたまらないよう7割程度におさえます。収納し直しながら、着なくなった衣類等を処分するのにも良い機会です。
収納ケース・引き出し編
①衣類を全部出してホコリを掃き出す
![メイクブラシは柔らかくて細かいホコリもしっかり掃き出します。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621492884762.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
収納ケースや引き出しはホコリが溜まりやすくなっています。ちまちまやらずにここでも「全部出し」です。ケースの角は拭き取りにくいのでまず、ブラシを使ってホコリを掃き出します。太目のメイクブラシは毛先が繊細で細かいホコリもしっかり掃き出せるので掃除用に一本あると便利です。
掃き出したホコリは掃除機で吸引します。
②壁面も乾拭きする
![なるべくホコリを取り除いておくことが重要です。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621493083097.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ドライシートで全体の乾拭きをします。底面だけではなく壁面や縁、プラケースは外側も静電気でホコリが付着しているので拭き取ります。
③除湿用の下敷きを敷く
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湿気は下に溜まるので底面に除湿シートや新聞紙を敷いておくと湿気予防になります。新聞紙は繊維の間がランダムに開いているため、吸湿効果があり手軽な湿気対策に利用できます。
![ジッパー付きの大型袋に乾燥剤と一緒に入れて保管しておくとパリパリ感が維持できます。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621413407985.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
筆者は印字なしの無地の新聞紙を掃除用にネットで購入して利用していますが、色々と使えて便利です。
④防虫剤は衣類の上に
シーズンオフの衣類の引き出しに防虫剤をセットする場合、防虫成分は下に向かっていくので衣類の上に置くと有効です。
カビを見つけたら!
![消毒用エタノールは濡れたものではなく乾いた雑巾を使用します。濡れていると濃度が下がり効果も薄れてしまいます。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osojipeko/article/00107736/internal_1621493229585.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
カビを見つけたら、慌てず一呼吸して撃退しましょう。焦っていきなり掃除機で吸引したり、洗剤スプレーを吹きかけるとカビの胞子が拡散してしまいます。乾いたぞうきんに消毒用エタノールを含ませて、そっと拭き取ります。再度綺麗な面に消毒用エタノールを含ませて仕上げ拭きをして、完全に乾燥させるまで風を通します。
◆湿気とホコリを溜めない毎日のプチルール
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お手入れをしてスッキリ衣替えが出来たら、湿気とホコリがたまらないルールを考えると防虫防カビ予防になります。外出時は少しだけクローゼットのドアを開けて風を通しておく、週に一度はモップで軽く収納場所内部のホコリを拭く日を決めるなど、無理のないプチルールを日常生活に取り入れるだけで大分違います。お気に入りの衣類を来シーズンも楽しむために、お掃除と衣替えをセットでやってみてくださいね。