Yahoo!ニュース

チーズなしポテトグラタン:計量不要!材料を皿に入れて焼くだけ超お手軽フレンチ、お家でレストランの味を

松村和夏料理研究家・管理栄養士

昔からこれが大好き! 味も好きだけど何といっても手軽さが最大の魅力のこのポテトグラタン。

材料をグラタン皿に順番に入れて、あとはオーブンで焼くだけ。

フランス料理です。「ドフィノワ」という料理名で知られています。

使う材料はじゃがいも、生クリームで、それ以外はにんにくを入れたりチーズをのせたりと人それぞれ。私はシンプル派でじゃがいもと玉ねぎを使用。チーズなし、にんにくなしです。あれこれ入れなくても美味しいので簡単な方が良い!ということで。。。

生クリームの代わりに牛乳を使う人もいますが、牛乳だと水っぽくなるので、個人的にはせいぜい生クリームの1/3を牛乳に置き換えるくらいにした方が濃厚で美味です♪

それから、しっかり焼くことで水分も減り、じゃがいももほっくりと軟らかくなるので表面が少し焦げるくらいまで焼きましょう。

なぜ手軽かというと、じゃがいもから出たでんぷんでとろみがつくのでホワイトソースを作る必要がなく、材料も少なく、失敗なく作れること。

三拍子そろったこのポテトグラタン。

皆さんも一度作ったらリピートしたくなると思いますよ~。

【材料】2人分(軽量不要ですが参考まで)

じゃがいも 500g

玉ねぎ   150g

生クリーム 200ml

塩     適量

こしょう  適量

ナツメグ(あれば) 適量

【作り方】

①じゃがいもは皮を剥き、2~3ミリ程度の厚さに切る。

玉ねぎは半分に切り、繊維に沿って2~3ミリ程度の薄切りにする。

②1のじゃがいもを耐熱皿の底にあまり重ならないよう並べ、全体に塩、こしょう、ナツメグを適量振る。

③玉ねぎを全体に散らし、再度じゃがいもを並べて塩、こしょう、ナツメグを振る。(写真は玉ねぎが多すぎました。一回につき写真の半分くらいで十分です)

2と3を繰り返し、じゃがいもで終わらせ、同じく調味料を振る。

(玉ねぎの上には調味料は不要です)

④生クリームを上からかける。一番上のじゃがいもの8割くらいまでは入れた方が良い。もし生クリームが足りなくなってしまったら足りない分だけ牛乳で代用しましょう。

⑤180度のオーブンで1時間以上焼く。(予熱しなくても大丈夫)

一番上のじゃがいもにしっかりと焼き色がつくまで焼きましょう。

焦げる直前くらいが良いですよ。

料理研究家・管理栄養士

OL、海外生活を経たのち、料理・栄養の道へ。女子栄養大学の「臨床医学研究室」にて、生活習慣病の研究に携わる。卒業後は、管理栄養士免許、調理師免許、食生活アドバイザー、ソムリエ等、飲食に関する資格を取得。2011年より「広尾料理倶楽部」を主宰。料理教室をはじめ飲食店のメニューアドバイス、アスリートへの栄養相談など幅広く活躍中。簡単に入手できる食材を利用し、家庭でも簡単に華やかな演出ができるレシピ考案を得意とする。「広尾料理倶楽部」は生徒のリピート率90%以上。モデルやタレントなど芸能人や、プロスポーツ選手の奥様なども多く通い、予約が取れない超人気料理教室として知られる。

松村和夏の最近の記事