出汁をとった後の昆布で塩昆布:調味料の黄金比を守るだけで美味しくでき、市販より薄味でヘルシーな常備菜
だしを取った後の昆布、もったいないぁ…と思いつつ、結局無駄にしてしまう、という方もいるのでは?私も過去に何度かありました。
でもだしを取ったらすぐに昆布を適当に切って鍋に入れて調味料と水を入れて火にかけるだけで後は勝手に美味しくなってくれるので、やってしまえばそれは大した手間ではないのです。
完成すれば忙しい毎日の食卓に役立ってくれるはず!
そして個人的には市販のものは甘味と塩味が強すぎる。他のおかずも食べるので、もう少し薄味の方が食べやすい。薄すぎず濃すぎない、良い塩梅を探りつつ調味料の黄金比をも見つけ出しました。
昆布には「ヨウ素」という栄養素が含まれます。これは世界三大欠乏症の一つ。
魚や海藻を食したり、だしを使う食文化を持つ日本人には考えられませんが世界ではヨウ素の摂取が不足している人がたくさんいるんです。
ヨウ素摂取という観点では、たくさん食べる必要はありませんが昆布は食物繊維も豊富、カロリーもほぼ無い、そして何よりだしを取ることに活躍した昆布を常備菜として食すことができるのは嬉しいですよね♪
是非、おにぎりやお弁当にもお役立てください。
【材料】
だしを取った後の昆布 80g
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 小さじ1
酢 小さじ1
水 100ml
いりごま 適量
【作り方】
①だしを取った昆布を適当な大きさに切る。(写真のように1.5センチの色紙切り、千切りなど)
②小さめの鍋に1、調味料、水を入れて加熱する。沸騰したら弱火にして蓋をする。汁がほぼなくなったら火を止めていりごまを振る。
※ 加熱時間の目安は30分だが、火加減や鍋の大きさなどにもよる。水分がなくなったときに味見をして硬ければ水を足して更に加熱する。