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下準備なし!サーモンのムニエル、たら~っとバター醤油で♪ ヘルシーに焼き上げる方法と臭み軽減のコツ

松村和夏料理研究家・管理栄養士

時々食べたくなるサーモンのムニエル。

材料もシンプルだし、なんてったって超簡単!

焼き時間以外にかかる時間は2~3分程度。

元々フランス料理ですが、バター醤油がご飯に合うので我が家では「和食」の定番レシピです。

タイトルにある「ヘルシーに焼き上げる方法」

◎焼いているときに出る油をキッチンペーパーでこまめに吸うことです。

◎ムニエルは通常、強力粉(又は薄力粉)をつけてバターで焼きますが、このレシピは粉は付けずに焼きます。粉をつけると油を多く吸います。

「臭み軽減のコツ」

ムニエルは焼く前に魚を牛乳に浸すレシピが多いのですがサーモンは臭みの少ない魚なので牛乳に浸さなくても臭みはそれほど感じられません。でも皮面を焼いているときに臭みのある部分から油が出てきて身に臭みが移ってしまうのです。これを防止するためにまず身を先に焼いてから皮面を焼きます。その時に出てきた油をペーパーで吸っていきます。(ペーパーで油を吸うことはヘルシーに焼き上げるメリットだけでない)

手軽に作れるレシピなので是非お試しくださいね。

では以下、レシピです。

【材料】一人分

サーモン切り身 1枚

レモンの薄切り 1枚

あさつき(彩りのため)小口切り 少々

塩、こしょう  各少々

サラダ油    適量

酒       小さじ1

醤油      小さじ2

バター     5g

【作り方】

① サーモンに塩、こしょうを振る。

② フライパンにサラダ油、サーモンを入れて中火で加熱する。

(冷たいフライパンに入れてから火をつける。熱いフライパンにのせるとフライパンに接触している部分に一気に火が入りパサパサになる。中心が焼けるまでにフライパン接触部分は相当長い時間焼くことになる)

(サラダ油は少量で良いが油の上にサーモンを置いて。動かし油が全体に行きわたるようにする)

③ 焼き色がついたら裏返す。途中、キッチンペーパーで油を吸う。火が通ったら酒を振り入れすぐに蓋をし酒蒸しにする。蒸発したらサーモンを皿にのせる。フライパンは洗わない。

④ サーモンの上にレモンを乗せる。

⑤ 3のフライパンに醤油、バターを入れて軽く加熱し、4のレモンの上にかける。

料理研究家・管理栄養士

OL、海外生活を経たのち、料理・栄養の道へ。女子栄養大学の「臨床医学研究室」にて、生活習慣病の研究に携わる。卒業後は、管理栄養士免許、調理師免許、食生活アドバイザー、ソムリエ等、飲食に関する資格を取得。2011年より「広尾料理倶楽部」を主宰。料理教室をはじめ飲食店のメニューアドバイス、アスリートへの栄養相談など幅広く活躍中。簡単に入手できる食材を利用し、家庭でも簡単に華やかな演出ができるレシピ考案を得意とする。「広尾料理倶楽部」は生徒のリピート率90%以上。モデルやタレントなど芸能人や、プロスポーツ選手の奥様なども多く通い、予約が取れない超人気料理教室として知られる。

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