【お盆に話したい】相続とお金と終活の話
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前回の投稿はこちら↓
【時の流れが早すぎる】20年でこんなに変わったお金の話
今年もお盆の時期がやってきました
今年は行動制限もなくなり、
帰省したりする方もいれば、
帰ってくるお子さんお孫さんを迎える方も
多いかもしれませんね。
楽しい時間を過ごしてほしい一方で
せっかく親子で集まる機会。
少しだけ深いお話もしてほしいと思い
今回はお金と終活についての
記事を紹介していきたいと思います。
お盆の金融機関は戦い
世間は長期連休扱いになっているお盆ですが
金融機関は通常営業。
ゆえに普段、来店することが難しい方が
たくさんやってきます。
私の記憶としては
毎年1位2位を争うほどの
忙しさとなるんです。
その主な要因は
「相続手続」
(一組あたりに係る時間が長いので待ち時間が増えてしまうのです…)
相続手続きとは言っても、
・亡くなったけれど相続手続きはノータッチで
必要な書類がわからない人
・書類を持ってきたけれど足りなかった人
・書類がそろってようやく相続の手続きができる人
いろいろな状況の方がいます。
相続人のお客様の話を聞いていて、
いつも思っていたのが
亡くなった人とどこまでお金や
身の回りの生活の話を共有できていたか
ということでした。
共有できているご家族の相続手続きは
本当にスムーズに終わる一方で
そうではないご家族は
大変そうな印象を持ちました。
亡くなった人がどんなところで生まれ、
どこに引っ越して結婚して、
どんな人と過ごし終わりを迎えたのか。
また、どんな銀行で取引したり
保険に入っていたり、土地をもっていたか。
残された家族は、ちらっと聞いたことがあっても
生前に細かく知ることは難しいでしょう。
子から親へそういう話は
なかなかしにくいものですし、
遠い先のことだとも思ってしまうものです。
親世代にできること
今のご時世、平均寿命も延びました。
しかしながら年を重ねるごとに、
身体能力や判断能力が低下していきます。
まだ元気すぎるであろう50~70代のうちに
自分の出生、資産状況、友人関係など
ノートに残すというのも大事なのかなと思います。
終活の一歩をはじめてみる
終活という言葉がだんだん
浸透してきているように感じますが
終活は主に定年退職をしたあたりの方が
意識し始めるようです。
最近では、30-40代でもプレ終活として
自分の情報を洗い出して、整理するなど
している人も出てきているそうです!
とはいえ、
まだまだ若々しく活動している人が多い世代でもあるので
実際にどんなことを終活という形で進めているのか
一覧にしてみました!
銀行や保険は生きている間は
変わっていくものですし、
病気にかかったり介護状態や
長期入院時にどうしたらいいか
本人の希望がわかれば
配偶者や子世代の負担は
減ることになるでしょう。
お金の話はしにくい…
もちろんほとんどの家族がオープンに
お金のことを言い合える
関係ではないと思います。
そんな時に役に立つのが
エンディングノート
最近では、本屋さんや文房具やさんでも
販売しています。
おかねノートという名前で100均でも
販売していました。
我が家でもお金の状況を把握する意味合いで
利用しています^^
争う相続になるのか、回避するかの決め手は
年間100件ほど
相続の受付をしてきましたが
悲しいことにその1割は、
家族の話し合いが進まず
相続ではなく【争続】になっていました。
普段からお金の話をしていたり
情報が共有されているなど
親世代の生きている間の
ちょっとした行動で
残された家族の争いが
少なくなると私は思っています。
核家族化が進んだ今だからこそ
親子で会えるタイミングで
お互いの未来のために
よりよい話し合いと行動をしたいですね!
今年のお盆は、ちょっと腹を割って
家族で話すのもいいかもしれませんね。
では、また次回の投稿で★