【京都市上京区】女性起業家を支援 育てた人材はのべ6000人 映画や音楽など多彩なシングルマザー!
「さあ、2022 地域再生へトップは語る」の三回目は、起業家であり、芸能プロデュースや音楽活動と多彩にこなす小島雅子(40)さんに抱負を語っていただきました。16年間に亘って、様々なライフステージの女性や女性起業家を応援し、累計800回の女性向けセミナー、イベント、交流会を実施。のべ6000人の女性たちを支援し世に送り出し、京都府公共人材大賞スポンサー賞を受賞。個人での活動を法人化してからは、特定行政書士の奥野慎太郎さんとともに一般社団法人こらぼさろんの経営をします。
小島さんは、22歳でまだ学生だった頃に出産し、シングルマザーとしての道を歩むことになりますが、学業と子育ての両立は難しく中退を余儀なくされました。「氷河期と言われた時期で新卒の仲間でさえ就職できない環境の中で、若くして子育てをしながら働くことの困難さを痛感したんです。地域みんなで支えあえるといいなあ、が今の私の原点です」と言います。
2014年には15人の女性たちとマンションの一室を借りてシェアサロンを開設。交互に子どもの世話をしながら子育てママが働く環境を整えました。後に法人化した、今の「こらぼさろん」の前身です。
今では起業仲間も100人を超え、セミナーコーチング、セラピスト、行政、司法書士から占い師まで、起業家や子育てをしながら企業で働く女性たちが集います。「税金や集客、補助金申請、申請書作成の悩みを始め、様々な共通の課題を勉強したり、時には脱線しておしゃべりしながら、励ましあって各々の事業に取り組んでいるんですよ」と小島さん。京都市や向日市、大津市などからの行政委託事業も増えました。
小島さんのもう一つの顔は、「株式会社弁天プロ」で映画などの芸能をプロデュースすること。西陣の妙蓮寺塔頭圓常院の名物和尚・佐野充照住職が始めたご当地ヒーロー「法華戦隊ミョウレンジャー」の映画化や京都を舞台に、障害を持つ少女たちを主人公にした魔法映画「京風妖魔法少女 メイ」など珠玉の3作品が完成しました。
小島さんは、「みんな違って、みんな良い。芸能やアート等の創作活動を通じて、障害を持つ方やマイノリティひとり一人が個性を活かし、社会的な価値を想像すること、そして未来の可能性を広げることを芸能で実現したい」と語ります。因みに学生出産した当時の娘さんも、もう高校三年生。人気のデザインキャラを制作する高校生クリエーターの「ゆらん」さんなんです。 さすがDNAを受け継いでます。今はともに仕事をすることも。
さらにもう一つの顔が、実は歌手。10代の頃、YAMAHA主催ティーンズボーカルフェスティバル京都で2年連続グランプリを受賞し、KBSラジオ「女と男と木村のジャバダバ元気」テーマソングや西京区の「たけにょん体操」などのボーカルを担当したことも。
そんな小島さんの2022年の抱負はというと、「自分の個性的な夢を、思いのままに実現する働き方の1つが起業です。先行きが見えづらい中でも、経営をしっかり学んでいれば、適切な戦略を立てて、自信を持って活動し、成功できます。今年はスクールに参加できない方々のためにYouTubeで経営が学べるオンライン経営スクールの準備を進めています。こんな時代だからこそ、自分が本当にやりたいことを自由に叶える力を育てて欲しいです。」と語ってくださいました。
こらぼさろんのYouTubeオンライン経営スクールのオープンは、1月11日です。実現したい夢がある方は、ぜひご覧ください。
一般社団法人こらぼさろん 京都市上京区上御霊通り堀川東入る扇町723(天神公園内)