【米大学バスケ】ゴンザガ大の八村、エリート8で惜敗して号泣
男子バスケットボールの全米大学選手権、ベスト・エイト(通称エリート・エイト)のゴンザガ大学対テキサス工科大学の一戦が、3月30日(日本時間31日)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターにて行われ、八村塁率いるゴンザガ大学は69対75で敗れて、エリート・エイトで散った。
八村は33分41秒プレーして、両軍最多の22得点、6リバウンドを記録したが、目標に掲げていたファイナル・フォー(ベスト・フォー)にチームを連れて行けずに、試合後は号泣した。
試合のロッカールームで、「人生でこんなに泣いたことはない」と口にした八村は、「このチームが好きだったけど、(シーズンが)終わってみて、本当にこのチームが好きだったと実感した。この1年間、素晴らしいチームで戦ってきて、このチームで戦えたことを誇りに思うし、僕の人生で大きな財産になる。(涙が出てきたのは)負けたのもあるんですけど、このチームでもう戦えないので……」と大好きなチームとのシーズンが終わってしまったことによる寂しさから涙を流したと説明。
3年前、1年生のときには先輩たちに連れて行ってもらったファイナル・フォーの舞台に、今度は自分がチームメイトたちを連れて行くと覚悟を決めて臨んだエリート・エイトの試合だったが、願いを叶えることはできなかった。