【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 !Part110:両親に現金を贈る 他
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みなさん、こんにちは~!
いつもご覧いただき、ありがとうございます!
今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をどうぞお楽しみくださいね~♪
さてさて、これまでにお届けしたシリーズは、もう読んでいただけたでしょうか?
まだ読んだことがないという方は、ぜひ、この機会に読んでいただけると嬉しいです^^
さあ!それでは、今回の不思議をさっそく見ていきましょうね~!
今回は、お金の不思議について取り上げてみたいと思います!
「両親には現金ケーキや現金花束を贈る?!」
見出しだけ見ると、どういうこと?!と思ってしまいますよね!
韓国ではメジャーな話で両親へのプレゼントは現金を贈るのが一般的です。
両親のお誕生日はもちろん、日本でも「母の日」があるように、韓国でも毎年5月8日に「両親の日」という日があるのですが、日本と同じくカーネーションなどお花を贈ったりプレゼントを渡したりするよりも、現金をプレゼントすることが多いんです。
サプライズプレゼントも喜ばれますが、事前にリクエストを聞いても両親や義父母からは「現金でいいよ」とストレートに言われることが珍しくないのだとか笑
でも、なんだかそのまま現金をあげるのは素っ気ない…ということで、近年では物に絡ませて贈るユニークな商品がたくさんあり、人気なんですよ!
花束の中の花びらにお札を一枚ずつ包むように巻き忍ばせてお札の花束を作ったり、お札を一枚ずつクルクル巻いてケーキの囲いにしてあげたり、お札の扇子なんかもあるそうです。
なんともユニークな発想で面白いですし、現金もしっかり入っているのでとても喜ばれそうですよね!
「外食のお会計は割り勘しない?!」
韓国について少し学んだことのある方はよく知っているかもしれませんが、韓国人は複数人と外食をしてお会計する際、日本と比べ、割り勘をしないことが多いです。
お店側も日本のように個別会計に対応していなかったりします。
でも恋人同士ならまだしも、その他の関係性の人とお金事情はどうしているのか気になってしまいますよね!
韓国では、お会計の時は誰かがまとめて支払いをするのが一般的です。
恋人同士なら男性が支払い、上司や年上の人となら、上の人が払います。
目上の人を敬う韓国文化では、支払いをする時は年上がするものが鉄則となっているので、
年下や部下たちは先輩や上司を見つけると「밥 사주세요」(パプサジュセヨ)「ご飯おごってください」ととてもストレートに誘います笑
日本ではこう言われると少しいやらしく聞こえますが、韓国ではご愛敬のようなもので「ご飯一緒に食べに行きましょう」というニュアンスも含まれているので、誘われた方も嬉しかったりするんですね~。
もちろん年長者は経済力やプライド、責任感がある為支払いをすることに…
毎回大変そうに見えますが、その年長者もかつては逆の立場でおごってもらっていた側になるので、世代交代という意味で仕方がないと割り切って、気持ちよく奢る人が多いそうですよ!
では友人同士はどうかというと、一人がまず支払い、次のお店やカフェまたは次回に、奢ってもらった方が支払いをするという、交代式が多いようです。
また、関係性にもよると思いますが、会社の同僚や頻繁に会う友人などは、誘った方が出すといった暗黙のルールもあったりするようですよ。
もちろん奢ってもらった方はそのお礼に次回は自分から誘って奢るので、ある意味交代式ですね。
でも最近は学生同士や大人数、若者などになると割り勘をすることもあります!
人との繋がりをとても大切にする韓国では、楽しい食事の場ではお金の細かいことは気にしないし、奢って奢られることで感謝の気持ちが増し人間関係を深く構築していくわけですね!韓国人の情や懐の深さが出ていて素敵ですね。
いかがでしょうか?
日本では物事がきちんとしていて角が立たないように人付き合いをしますが、韓国では物事が白黒はっきりしていてストレートに伝える国民性なのがよくわかったのではと思います。
では、次回の不思議シリーズもご期待くださいね~♪
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