神戸っ子が教える!究極のそば飯【ウスターソースで作る秘伝のレシピ】
どうも!スパイス料理研究家のこうしんりょーたろうです。
皆さんは「そば飯」をご存じでしょうか?
刻んだ焼きそばとお米をソースで炒めた神戸のソウルフードです。
その発祥は神戸の長田。労働者が弁当の残りの冷や飯を「焼きそばと一緒に炒めてくれ」と言ったのが始まりなんだとか。今では大手メーカーが冷凍食品として全国販売しているため、神戸名物としてご存じの方も多いことでしょう。
僕はそば飯こそソースの美味しさを最大限に感じることができる料理だと思っています。具材と麺、ご飯を炒め、ソースで味付けするシンプルさ。お米がソースを吸う分、焼きそば以上にソースを味わえる。そば飯は、日本のソース発祥の地である神戸らしいグルメなのです。
今回は、神戸に住んで30年、生粋の神戸っ子である僕がそば飯の秘伝のレシピを紹介させていただきます。味付けは関西人が心から愛するウスターソースのみ。ウスターソースだけなのに、驚くほど美味しいレシピです。
では、作っていきましょう。
材料
・焼きそば用麺 2玉
・豚肉 150g
・玉ねぎ 半分
・ご飯 2膳
・ウスターソース 大さじ5
・塩コショウ 適量
・クローブパウダー ふたつまみ(省略可)
今回の「ちょい足し」はクローブ。エキゾチックな香りが特徴のスパイスでウスターソースで使用する主たるスパイスのひとつです。省略も可ですが、ちょい足しすることで深みが増します。今回は完全に僕の好みです。
作り方
①玉ねぎを薄切りにする。豚肉をひと口大に切る。焼きそば用麺は2センチ程度に切る。
②フライパンにたっぷりと油をひき、玉ねぎを炒める。玉ねぎはきつね色になるまで炒め甘みを引き出していく。
③豚肉を加え、炒める。
④豚肉に火が通ったら、クローブパウダーをさっと混ぜ合わせる。
⑤焼きそば用麺を加える。ウスターソースのうち大さじ2を加え麺をほぐしながら炒めていく。
⑥ご飯を加える。ご飯をほぐしながら炒め合わせていく。
⑦ウスターソースの残りの大さじ3を加え炒める。塩コショウで味を調える。
実食
香ばしいソースの香りがたまらない。素材の旨味をしっかりと引き出し、ウスターソースで仕上げた究極のそば飯です。半熟の目玉焼きはマストでしょう!わしわしとスプーンで食べるのをおすすめします。めっちゃ美味しいですよ!
簡単に美味しく作れるレシピになっておりますので、ぜひお試しあれ!