夏に向けてモリモリになる寄せ植えを準備する
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/top_1619761231230.jpeg?exp=10800)
長く楽しんだパンジーやビオラもそろそろ終わり。
春の間はたくさんのお花が咲いていますが
春の次の季節、夏に向けて寄せ植えを準備しておきたいと思います。
暑さに強い植物は本格的な夏になってからでも植え付けることができますが、今のうちに植えておけばしっかり根が張り、丈夫な株に育ちます。
使用するもの
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619761442173.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
- ペチュニア
- 純翠(じゅんすい)
- クローバー
- カンパニュラ ホワイトライクミー
- 鉢
- 元肥
- オルトランDX
作り方
鉢の中は鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れます。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619761891760.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
植え付ける植物はポットから外し、株元の黄色い葉や枯れた葉などを取り除きます。
![before / after](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619761946850.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
ペチュニアは生育旺盛で多湿を嫌うので、株の下の方の内側の大きめの葉で重なり合っているものは少し間引いて取っておきます。
土
土は水はけのよいものを選びます。また新しい培養土を使います。
ペチュニアはナス科の植物です。ナス科の植物は連作障害と言って、繰り返し同じ土で育てると病気になることがあります。せっかく育てているのに枯れたりするということがないように、昨年ペチュニアを植えた所への植え付けはやめておきましょう。
肥料
ペチュニアやカンパニュラは次々と開花しますので、肥料がたくさん必要です。かならず元肥入りの土を使います。今回は元肥を追加し、土に混ぜ込みました。
虫予防
ペチュニアやクローバーはアブラムシが来ることがあるので、土にオルトランを混ぜました。 元肥もオルトランも袋に使用量が書かれていますので、参考にしてください。
![鉢の上から2-3センチはウォータースペース](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619762269300.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
鉢に培養土を入れます。鉢の上に2,3の余裕が出来るように植え付けたいので、苗の大きさに合わせて土の量を調整します。
今回使用したペチュニアは這性の横に伸びるタイプではなく、立性のものです。同じペチュニアでも違いがあるので、植え付ける時は位置を調整します。
カンパニュラはこんもりした姿になるタイプなので、鉢の前方に植え付けます。
最後に、カンパニュラの後ろに葉の色に特徴があるクローバーを植え付けます。
クローバーは後方や横ではみ出したように動きを出す植物として使います。ポットから出したら、カンパニュラ、ペチュニアと鉢の間に入るように、少し土を押して細長い感じの形にしてから鉢に入れ込みます。
![ペチュニアもカンパニュラも咲き終わったら、花がらはとる](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619762997489.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最後に隙間から土を全体的に追加します。 植え付けが終わったら鉢にお水を、鉢の下から流れ出るまでしっかり水やりします。この時、ペチュニアの花に水をかけないようにします。ペチュニアの花は水がかかると花から傷んでしまいます。水やりをする時は根元にかけます。
土にも肥料を入れましたが、たくさん咲く花は追加で液肥を10日に1回程度あげます。花がたくさん咲くだけでなく、株も充実しますので、花を全体的に咲かせるためには追加の液肥や置き肥が必要です。
ペチュニア、カンパニュラは雨にあたるのは苦手なので、雨の時は軒下に取り込むなどすると長持ちします。
![左 寄せ植え直後 右 9日後](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619763300267.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
ペチュニアは花を楽しんだら、梅雨前に一度切り戻すとその後、株が大きくなり、さらにたくさんの花を楽しむことができます。
ペチュニアの植え付け
寄せ植え以外で ペチュニアを植え付ける時、1苗なら7号鉢に、細長いプランターに植え付けるなら2~3苗にします。
ペチュニアは暑い夏も、秋になっても花を楽しむことができます。 寒さ対策をしてあげれば冬越しも可能な植物です。種類もたくさんありますので、ぜひ好きなお花をみつけて楽しんでみて下さい。
![左上 7号ポットに1株のペチュニア 1回摘心 左下 摘心後10日後 脇芽がたくさん出ている 右上 細長いプランターに2株植えたカリブラコア 1回摘心 右下 摘心後10日 脇芽がたくさん出ている](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00104354/internal_1619762884791.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)