【札幌市】帰ってきたリペインターズ!札幌の景観色で大通公園のベンチを塗り替えてみませんか!!
10月のとある日、情報収集をしている中で目に飛び込んできた文字。
『ベンチ塗装のボランティア募集!@13丁目』
おぉっ!なんですとー!!
公園に設置されている色が剥げたベンチを札幌の景観色で塗装し復活させる取り組みの団体「Sapporo Wood Repainters(サッポロウッドリペインターズ)」(以下SWR)が再び活動を開始した模様。
SWR活動開始の初年度2014年、大通公園4丁目のベンチ塗り替え大作戦!に参加した筆者は即申し込みました。
今回塗装するのは大通13丁目。
札幌資料館の裏の公園です。
今年は開館50周年ということでコンサートや朗読会など記念イベントもあり現在募集されています。詳しくは公式ホームページでご確認ください。
資料館裏の公園は春になると桜が美しく大通公園とはまた違った隠れ家的公園です。
今回塗り替えるベンチは11脚。
2024年の本活動に向けて弾みをつけるプレ的イベント!
以前の色は雁金草(かりがねそう)で少し赤みのある明るい色でしたがかなりペンキが剥げ落ちています。
今回の塗り替えに使うのは70色ある札幌の景観色より『団栗(どんぐり)』
参考資料
札幌の景観色70色カラーチャート(札幌市ホームページ)
公園内にもコロコロと落ちていました。
以前より茶色寄りなペンキ色「団栗」は大通公園8丁目のベンチと同じ色とのこと。
ちなみに大通公園のベンチの色は現在このようになってます。
1丁目⇒ミルク金時(みるくきんとき)
2丁目⇒蝦夷松(えぞまつ)、ビア茶(びあちゃ)
3丁目⇒蝦夷栗鼠(えぞりす)
4丁目⇒生チョコ(なまちょこ)
5丁目⇒ペチカ
6丁目⇒小豆(あずき)
7丁目⇒馬鈴薯(ばれいしょ)
8丁目⇒団栗(どんぐり)
9丁目⇒蝦夷鹿(えぞしか)
10丁目⇒蝦夷紫(えぞむらさき)
11丁目⇒煉瓦(れんが)
12・13丁目⇒雁金草(かりがねそう)
作業に入る前に塗装の仕方やコツをプロにレクチャーしていただきます。
・刷毛につけたペンキはカップの一箇所でしごく。そうすると刷毛をカップに入れたままにする時に柄の部分が汚れない。
・カップの内側を意識して静かにしごく。外に向かって飛ばさないように気をつける。
・刷毛は基本鉛筆持ち
・ペンキは下部に垂れるので上部から塗っていきましょう。
流石プロ!ひと刷毛ひと刷毛スーッと滑らせて美しく均一に塗り上げます。
この塗り方をイメージしてやってみますよ!
いかがでしょう。自分の手によってベンチが蘇っていきます。
夢中になる楽しい作業です。
10分程度で一脚塗り上げ完了!
愛着のあるベンチになりました。
この場所に来たらこのベンチに座ってしまうことでしょう。
記事上部の写真と見比べてみてください。
見事に蘇りました。
札幌の風土のイメージから選ばれた景観色で街が彩られていきます。
さて、最後に本題です!
帰ってきたSWRは『Sapporo Wood Repainters Returns(SWRR)』として活動を再開しました。
本格的に大きく動き出すのは来年2024年。
春から大通公園を中心にベンチの塗り替えを行う予定です。
子供から大人まで誰でも参加できる作業なのでご家族で参加されている方も多く楽しい時間です。雪解けあたりから募集されると思いますのでご興味持たれましたら是非参加してみてください!!
筆者も新しい情報が入り次第こちらで発信します。
自分が塗ったベンチを見る度に札幌が更に好きになりますよ!!
活動の情報発信、問い合わせは全て公式SNSでされています。
◆Sapporo Wood Repainters Returns(公式Facebook)
※お問い合わせはメッセージからのみ受付とのこと。
参考リンク
◆Sapporo Wood Repainters(旧)
◆札幌の景観色(公式Facebook)(公式HP)