暴れるつるバラを狭いスペースで育てる!誘引・剪定のコツを解説
こんにちは!
ガーデニングコーディネーターのみゆきです。
冬はつるバラの誘引・剪定の季節です。
つるバラを育ててみたいけど、大変そう…と二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか?
一季咲きのつるバラは、暴れがちですが、誘引と剪定次第で、コンパクトにすることは可能です。
一季咲きとは、一年のうち春にだけ咲くことです。
この記事では、暴れるつるバラを狭いスペースで育てるための、誘引・剪定のコツを解説しました。
暴れるつるバラを狭いスペースで育てるには
暴れるつるバラを狭いスペースで育てるコツは、とにかく切って枝数を減らすことです。
こんなに切っちゃっていいの?ってくらい切って大丈夫!
つるバラは、春から秋にかけてたくさんの新しい枝(=シュート)をビュンビュン伸ばします。
「せっかく枝が出てきたのだから、全部残したい」と思いがちですが、全部残すと手に負えなくなってしまう原因に…。
思い切って切っていきましょう。
暴れるつるバラを冬に誘引・剪定する流れはこんな感じ!
- 枝を切って減らす
- 葉をむしり取る(最初にやってもOK)
- 枝を誘引して固定する
暴れるつるバラの誘引・剪定のやり方
誘引・剪定のやり方を解説していきますね!
この記事では、「暴れるつるバラを狭いスペースで育てる」ことを目標としています。
誘引のイメージをする
誘引・剪定をいきなり始める前に、枝をどんなふうに配置するかをイメージします。
- 枝はなるべく横に倒す
- 枝と枝の間は、グー1個分くらいは空ける
ポイントはこの2つ!
枝をどんどん切っていく
まず、以下のような枝は切っていきます。
- 細い枝
- 枯れている枝
- 伸びてほしくない方向に伸びている枝
これだけでもまだ枝が多すぎるので、もっと枝を減らします。
切るか残すか迷った場合は、古い枝を切って新しい枝を残すのがポイントです。
バラの枝は何年かすると、新芽を出す力が弱まってきます。
そのため、古い枝を切り、新しい枝を残すのです。
これを「枝を更新させる」と言います。
葉をむしる
ある程度、枝を減らし終えたら、つるバラについている葉をすべてむしり取ります。
ガーデニング本などには、「誘引する前に葉をむしりましょう」と載っていることがほとんどですが、あえてこのタイミングにしています。
今回ご紹介する剪定・誘引方法はかなりの枝数を切り落とすため、剪定が終わったタイミングで葉をむしり取った方が、作業にムダがありません。
剪定後に葉をむしれば、むしる量が減らせますからね!
1月はすでにバラは休眠状態なので、剪定後に葉をむしるのでも問題ありません。
枝を誘引
最後に、枝を誘引していきます。
なるべく枝を横に倒すのがポイントです。
これは、バラの花をたくさん咲かせるためです。
ビニールタイを使って固定するのがラクですよ!
ビニールタイは100円ショップなどで買うことができます。
誘引作業中でも、不要な枝が見つかったら切るようにします。
これで暴れるつるバラの剪定・誘引が完了です!
BEFORE↓
AFTER↓
まとめ
暴れるつるバラを狭い場所で育てるには、とにかく剪定して枝かずを減らすのがコツです。
剪定ゴミが出てしまうのがマイナスポイントではありますが、かなり大きくなるつるバラでも、比較的コンパクトに仕立てることが可能です。
冬はつるバラの誘引・剪定の適期!
ぜひやってみてくださいね♪
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