全国食べ歩く男が厳選!2023年オープンの絶品ラーメンが味わえるルーキー厳選3選全国版!
どうも、奈良から全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。
2023年も老舗や有名店など様々な全国のラーメン屋さんを巡り、述べ500杯を超えるラーメンを味わいました。
そんな私が、特に「オッ、これは旨い!今後が楽しみだな」と感じたお店を紹介したいと思います。
まず、ご紹介するのは東京のお店。
ご存知の方も多いかと思いますが、講談社が発行するTokyo Ramen of the Year『TRYラーメン大賞2023-2024』でも新店大賞に輝いた【桜上水 船越】さんです。
【桜上水 船越】
ラーメンプロデューサーとして知られ、現在YouTubeやSNSでの発信も目立つ渡辺樹庵氏が代表を務める【渡なべスタイル】で長年修業され、渡辺氏が公認の5番弟子として1月に独立開店されました。
◆ワンタンメン
綺麗にまとまる現在の流行りからは大きく外れ、豪快に盛り付けられ、どこか田舎っぽく野暮ったさがあって他店と類似しない魅力的な一杯。
ほんのりと乳化した豚や鶏のマッタリ感に、様々な旨味を重ねられたことが伝わるコクと旨味が押し寄せる白湯スープ。
昆布や魚介の旨味を重ねてあり、出汁の旨味がハンパなく重厚感があります。
胡椒もばっちり合います。
三河屋製麺の特注麺は手揉みされてモッチリとしていて、デフォルトでも麺量は多く満足感があります。
そして自慢のワンタン。
「麺やスープに負けない存在感を持たせるべく、食べ応えを特に重視した」というワンタンは、プリッとした食感と肉の旨みが詰まった逸品。確かに、【船越】のラーメンの幅を広げる要素として、このワンタンの存在は必要不可欠だと感じました。
吊るし釜で仕込んだ焼豚・肩ロースをメインに、スープで煮込んだ煮豚も載せたという豪華なチャーシューも、口に含んだ瞬間、肉々しい香りが鼻腔を心地良く刺激。
この1杯に華を添えるアイテムとして、十分すぎるほどのパフォーマンスを発揮していました。
今の時代にこのラーメンで勝負されるのが逆に良く、私の好みでもある一杯でした。
船越さん、好きです。
続いてご紹介するのは、京都に9月に誕生した注目店。
お店の名前は【らぁ麺や ふぢとら】
【らぁ麺や ふぢとら】
2023年9月23日に右京区太秦に開店。京都を代表する名店【らぁ麺 とうひち】で長年修業され、関西のラーメンフリークの話題をかっさらった新店です。
◆わんたん醤油らぁ麺
“名古屋コーチン”や“さつま鶏”、“阿波尾鶏”、“丹波黒鶏”、といった銘柄鶏に加え、“美湯豚”の肉や骨の旨さを丁寧に引き出した清湯スープに、さらに利尻昆布などで旨味をプラス。
味の要となる醤油ダレには和歌山県有田市や滋賀・兵庫の様々な醤油をブレンドし、なおかつ無化調で仕上げられています。
キリッとした醤油の華やかな香りやコクが楽しめ、後半にかけてそっと出汁を支えつつ変化を与えてくれて、まさにグラデーションのような魅力的なスープ。
北海道産の小麦である“春よ恋”と“キタホナミ”をブレンドし、その日の朝に打たれた自家製麺はしなやかでスープを上手くまとい、シルキーなのど越しが印象的です。
良質な脂の甘味が印象的な鹿児島県産の美湯豚のバラとモモ肉のチャーシューも絶品。
生地が滑らかなワンタンは、餡も肉肉しさがあってトッピングすることをオススメします。
今後、京都のラーメンの中心になりそうな伸び代も感じられる期待店です。
最後にご紹介するのは、私の地元・奈良に誕生し、他県からもわざわざそのラーメンを食べに訪れる方が多い注目店です。
4月に奈良市の西木辻町に開店された【麺々 結び】
【麺々 結び】
鹿児島ご出身のご主人が【ラーメン家 みつ葉】のラーメンに感銘を受けて修業し、独立開業されたラーメン店です。
最近では『究極のラーメン関西版2024』で新店部門のグランプリに輝かれた注目店です。
◆上鶏豚々(味変セット)
鶏と豚骨を煮込まれ、醤油ダレのキレに鶏の甘味、豚骨の力強さを兼ね備えた濃密な白湯スープ。
麺はこだわりの超多加水手揉みちぢれ麺。
注文が入る度に手揉みされる自慢のツルチッとした自家製で、もち姫という小麦など数種類をブレンドされており、この啜り心地がたまりません。
トッピングにも抜かりがありませんが、小ライスとニンニクの醤油漬け・カレー粉・一味or山椒から選べてスープを余すことなく味わえる『味変セット』もオススメ!
このセットでスープ完食必須です!
2024年も、魅力的な新店がたくさん誕生することを期待しています!