【高知市】街で見つけた隠れ家的な珈琲スタンド!ここでしか味わえない自家焙煎コーヒーを堪能しよう
高知市の中心部に、隠れていないけれど「隠れ家」のようにひっそりと佇む珈琲スタンドがあるのをご存じですか。
自家焙煎コーヒーの専門店「西中商店 図書館通り店」をご紹介します。
オーテピア高知図書館にほど近い、帯屋町を一筋北に入った追手筋1丁目の柳町通りにあります。
お店のマスコットキャラクター「とさよニャーコ社長」が描かれた看板を目印にしてくださいね。
大きな暖簾が出ていれば営業中です。
大きな暖簾をくぐってお店に入ると、コーヒーのいい香りとやさしい笑顔の店主さんが迎えてくれます。
1階はカウンター席が4席のみで、こぢんまりしています。
原産国の特徴や文化を反映したデザインで、コーヒーの味や香りを紹介しています。
コーヒー豆の種類などあまり詳しくなくても、店主さんが好みを聞いてくださり、アドバイスしてくれるので安心です。
コーヒー以外にも自家製パンのメニューやデザートもあります。
今回は「自家製パン ピザトーストセット(580円)」を注文しました。
セットメニューのコーヒーは、自家製ブレンドの4種類から選べます。
「西中ブレンド」はコクや酸味のバランスがよく、「はちわれブレンド」はコクや香りがよくキレがいい、「仁淀ブルーブレンド」は中煎りでコクの奥に少し酸味が感じられるそうです。
私は「くろねこブレンド」にしました。
1階で注文してから2階席へ!
2階はソファーやテーブルに小上がり席など、いろいろなシーンに合わせてくつろげる空間になっています。
店主さんもこの空間が気に入り、ここにお店をオープンさせたそうです。
日当たりもよく、ゆったりと過ごせます。
具だくさんのピザトーストはボリューム満点!
自家製パンも外はサクサクで、中はふんわりとして美味しく、サラダや季節のフルーツにゆで卵までついているので大満足でした。
コーヒーにはシュトーレンが付いてました。
「クロネコブレンド」は酸味が少なく後味がスッキリしていて飲みやすかったです。
気になったのが、この薪ストーブ型の香炉!コーヒーの香りを立たせてました。
選別した時に出る不良の豆を、焙煎してひいたものを香炉でたいて香りを楽しみ、その後は袋に入れて冷蔵庫の脱臭剤として利用、最終的には畑の肥料にしているそうです。
不良の豆が一石二鳥ならぬ一石三鳥になって、人にも環境にもやさしい活用をしていました。
豆の量り売りや、ドリップパックの販売もあります。
パックに描かれたイラストがかわいらしく、ちょっとした手土産におすすめです。
自家焙煎の香り高いコーヒーで、ゆっくりとくつろげる時間を「西中商店 図書館通り店」で過ごしに行ってみませんか。