手抜きで行こう!体感温度40度越えの庭でペチュニアを楽しむコツ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
今年は6月から災害級の暑さが続いています。
例年は順調に育つ庭の花も今年は暑さで枯れてしまった。
そんなお宅もあるのではないでしょうか。
夏の庭で元気な花といえばペチュニア。
ただ体感温度が40度を超える日が続くとなると話は違ってきます。
炎天下でペチュニアを枯らさないために私がやっていることをご紹介します。
地植えにはバークチップを敷く
ペチュニアは雨に弱いので鉢やプランターで管理をしている方が多いとは思いますが、もし地植えにしているのならバークチップを敷いて下さい。
地面の温度は気温より高く、雨の後に蒸気が上がって湿度で病気になってしまいます。
バークチップを敷いておくことにより通気が確保され、高湿での傷みを防ぐことができます。
また雨脚が強いと泥が跳ねて株が汚れてしまいますが、それもバークチップを敷くことで防止できます。
思い切った切り戻しは控える
ペチュニアは切り戻しをしてもひと月もすれば花芽が上がってきます。
陽が落ちてもすぐには30度以下に気温が下がらない。
そんな日が続くなら、思い切った切り戻しはやめて下さい。
根が吸った水分を蒸散してくれる葉が急に減ることにより根腐れをおこしてしまいます。
あまりに暑いと生長も遅くなり、傷んで葉を出さなくなる茎も出てきます。
切り戻しをしたまま株が回復せず、枯らしてしまった経験がある人は多いはず。
花姿にこだわって切り戻しを繰り返し、結局充分に花を楽しめないままシーズンが終わってしまったなどということもあります。
超高温期の切り戻し、私は上の写真くらいに留めています。
花も途切れず、株も弱ることなくすぐに回復してくれます。
体感温度40度超えが珍しくない年なら花姿にこだわらず、酷暑の中で咲かせてくれた花を楽しんでも良いのではないでしょうか。
濃色の花に注意
ペチュニアは他の花にないような濃い花色の品種があります。
私も濃色の花が大好きなのですが、濃色の花や蕾に雨があたると白い斑点になってしまいます。
がっつり雨に当ててしまうとかなり見劣りしてしまうので注意しましょう。
そして体感温度40度超えの日々で気がついたこと。
八重の濃色の花は寿命が短い!
濃い紫の花は淡色の花の半分のほどの期間で萎れてしまいます。
日光を吸収してしまうのでしょうか?
水やりで濡らしてしまっても濃色はすぐにダメになってしまいました。
花殻摘みをどうするか
ペチュニアは花殻を取った方が見栄えがします。特に八重!
いくらきれいに花を咲かせてもこんな花殻がくっついていたら台無し。
取らないわけにはいきません。
ただ庭は体感温度が40度を超えています。
そんな時どうする?
花殻をよく見てみましょう。
写真を見るとわかるように一重の花殻は小さく、もう少し枯れれば縮んで下に落ちてしまいます。
酷暑が続くなら一重の花殻摘みはパスしても目立たないのです。
私は暑くなったら一重の花殻摘みはサボってしまいます。
体感温度が40度を超える日々。
一番大切にしなくてはいけないのは自分の健康です。
無理してガーデニングをやっていても少しも楽しくありません。
続けることが苦痛になって、せっかく見つけた趣味をやめることになってはもったいないじゃありませんか。
手を抜けるところはどんどん抜いて、ゆっくり休みながら夏の園芸を楽しみましょう!
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