大谷翔平のホームラン。飛距離460フィート以上は今シーズン初&通算4本目、初速188マイルは最速
6月25日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、3回裏に、今シーズン16本目のホームランを打った。メジャーリーグ通算109本目のホームランだ。
スタットキャストによると、このホームランの推定飛距離は462フィート(約140.8m)。今シーズンの自己最長を更新した。それまでに打った15本のなかでは、5月22日に記録した443フィート(約135.0m)が最長だった。通算においても、462フィートのホームランは上から4番目に位置する。2021年6月8日の470フィート(約143.3m)、2021年7月9日と27日の各463フィート(約141.1m)に次ぐ。460フィート(約140.2m)以上のホームランは、他には打っていない。
また、6月25日に打ったホームランの初速は、118.0マイル(約189.9km)。こちらは、今シーズンだけでなく、通算の自己最速も塗り替えた。それまで、今シーズンの最速は6月11日と21日――21日は試合2本目のホームラン――の各113.5マイル(約182.6km)、通算の最速は2021年6月28日の117.2マイル(約188.6km)だった。
なお、ホームラン以外も含めると、大谷の打球はさらに速いものもある。今シーズンの4月10日と2021年4月12日に打った、どちらも二塁打――昨年4月12日は二塁打2本の1本目――は、それぞれ、119.1マイル(約191.6km)と119.0マイル(約191.5km)だ。
ちなみに、大谷が打たれた最長のホームランは、2021年6月4日にJ.P.クロフォード(シアトル・マリナーズ)が記録した430フィート(約131.1m)だ。初速は、2021年4月26日にナサニエル・ロウ(テキサス・レンジャーズ)が記録したホームランの112.7マイル(約181.3km)が、ホームラン以外を含めても、最も速かった。