今回は京都市南区のお店をご紹介しますが、南区って広いんですね。なんとなく個人的には桂川を越えたら、もう向日市などのイメージでした。しかし、今回のお店は南区。ちなみに北区もめちゃ広いんですよね、多分。ということで、今回のお店はたまたま近くを通っていて見つけたんです。店構えがシブくて、見つけた瞬間「入ろ！」と即決しました。では、早速いってみましょう。

こちらが「めん処 丸十」さん。どうですか、もうエエ雰囲気が漂ってるでしょ。場所は京都市中心部からは南西のエリア。最寄り駅はJR向日町駅ですが、東へ1.6km、約22分ほどとまあまあ歩きますが、これからいい季節になってくるので、散歩がてら歩いてみるのもいいかも。

店頭にメニューも掲示されておりますので、ここで存分に悩んでから入店するのも可。そしてコルクボードの右下に輝く「P」の文字！ そうです、ガレージも用意されてるんです。これでクルマでのアクセスも安心でさ〜ね。ちなみにガレージの場所はお店の西側すぐ。2台分ございます。「2台とも埋まってたらどうすりゃいいの！」とお嘆きの貴兄へ。安心してください、コインパーキングがありますよ。ガレージと同じ敷地、みたいな感じで60分100円（訪問時）のがありましたので、そちらに停めていただくのがいいかと。

店内はこんな感じ。入り口入って右手からの写真になります。この右手のエリアにテーブル席がありまして、入って左手にはご覧のカウンター、そしてカウンターの後ろには座敷席が用意されてました。

メニューいってみましょう。こちら「麺類」と「どんぶり」です。かけうどん・そばは460円からとワンコイン以下になっております。

定食、セットメニュー、そして夏期メニューがこちら。セットはどんぶりメイン＋ミニうどん・そば、うどん・そばメイン＋ミニどんぶりのどちらも選べるのですね。

そんでこちらが壁の写真付きメニュー。おそらくこれが推しなんだろうなと見てましたら、カツ丼の写真下に「当店1番人気！！」の文字を発見。と、その横に「当店おすすめ！！」でカツカレーうどん、どんぶりも見つけちゃいました。ま、迷う……、カツ丼は850円、カツカレーうどんも同じ値段、カツカレーどんぶりは900円か……、そんでさっきの定食メニューの「うどん・そば定食」は、フライもの3つのなかから1つ選ぶようになってた……おそらくうどんorそばは普通サイズ、そんでご飯と漬物くらいがついて800円……コスパがいい、しかしもしうどんorそばがミニサイズだったとしたら……ま、迷う……。とひとしきりいつものシンキングタイムをいただきまして、こちらお願いしました。

ドドーン！ 1番人気の「カツ丼」850円です。ご店主が運んできてくださった時点で、もうおいしそー！ と思わず握手したくなる感じ。しませんけども。「The カツ丼」といったビジュアルが激しく食欲をそそります。惜しむらくは少しでいいからお味噌汁的な何かがあれば150点でしたが、それはミニうどんorそばをセットにすればいい話。持ってきていただいたとき「写真いいですか？」とお聞きしたら「おいしそうに撮ってくださいね」と笑顔でご対応いただきました。ありがたやありがたや。

とんかつ、持ち上げてみました。ちなみに豚肉は120gとしっかりボリューム。少しわかりにくいんですが、どんぶりに並べても一切れはみ出してまして、上に載せられた形になってました。とんかつはやわらかく、下味もしっかり。出汁多めで作られてるようで、味付けについても物足りなさゼロ。一気にかっこんで大満足のランチとなりました。

お店には取材を受けられた際の記事も貼られてまして、それによると出汁は利尻昆布と本鰹節でとっていて、添加物は不使用。人気メニューはやはりカツ丼、そしてカレーうどんとのこと。「1985年に現在の場所に移転した」という記載もありましたので、それからでももうすぐ40年ということになりますね。今度行ったら、カレーうどん……いや、カツカレーうどんにしようと今から決めてます！