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ハズレのキャベツを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

寒い時期が続いていますね。厳しい寒さが続くこの時期は、冬野菜が甘くおいしくなります。キャベツや白菜などの葉野菜、にんじんや大根などの根菜類は、この時期寒さ自身の水分が凍ってしまわないように、糖を生成して氷点を下げるんです。

つまり、厳しい寒さが続けば、冬野菜は甘くおいしくなるというわけです。

そんな冬野菜の中でも代表と言っても過言ではない、冬キャベツですが、新鮮でおいしいものの選び方を知っていますか?

どうせなら新鮮でおいしいものを選びたいという方が多いと思います。

そこで今回は「新鮮でおいしい冬キャベツの選び方」を紹介していきます。

冬キャベツの選び方1外葉をチェック

鮮度の良い冬キャベツを選ぶときは「外葉の有無」をチェックしましょう。

理由は、切っていないまるごと1玉のキャベツは外葉から傷んでいくからです。一部のお店はそれを隠すために、キャベツの外葉が変色したり、傷みが出てきたタイミングで外葉を剥いで見栄えをよくするということをしています。

なので、新鮮なキャベツを買いたい方は、外葉がついているものを選ぶと良いですよ。

ただ、外葉を剥いで販売するお店が「悪」というわけではありません。見栄えをよくしてなるべく定価で買っていただくというのは悪いことではないですし、そのまま放置するよりはよっぽど良い行動です。

また、手間をかけるお店の場合、どうせ捨てられる外葉ならと全てのキャベツの外葉を剥いでラップをして販売しているお店もあります。

売り場に外葉があるキャベツと剥がされたキャベツが混在している場合、外葉がついているものを選んだ方が鮮度が良いというわけです。

冬キャベツの選び方2芯の切り口が白くみずみずしい

野菜は収穫時、芯や先をカットされます。どの野菜もその切り口が鮮度の目安になるんです。

キャベツも同じで、芯が白くみずみずしいものは収穫から時間が経っておらず新鮮な証です。反対に芯が黒ずんでいるものは、収穫してから時間が経っている可能性が高いので避けるようにしましょう。

冬キャベツの選び方3重さをチェック

キャベツはずっしり重たいものを選びましょう。

「重い方が量が多いから重いものを選びましょう」という話ではありません。キャベツは葉がしっかり巻かれていて、ずっしりと重量感があるものの方が糖度が高い傾向があるんです。

甘くておいしいキャベツを選ぶなら、重さを持ち比べて重量感のある方を購入しましょう。

冬キャベツの選び方まとめ

今回は「新鮮でおいしい冬キャベツの選び方」を紹介しました。

ぜひ、今回紹介した選び方を参考にして、今が旬でおいしいキャベツをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「キャベツが1ヶ月長持ちする保存方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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