【札幌市中央区】改修工事が終了し、3月26日から営業再開! 「札幌オリンピックミュージアム」
改修工事のため、2022年11月19日~2023年3月25日まで休館していた「札幌オリンピックミュージアム」。3月26日から営業を再開しています。改めてミュージアム内を歩き、ウインタースポーツの魅力やオリンピックの魅力、札幌の歴史などに触れてきました!
2017年から「札幌オリンピックミュージアム」へ
ウィンタースポーツや、1972年の「札幌オリンピック」にまつわる資料を展示する博物館として、1980年に「札幌市冬のスポーツ博物館」が開館。2000年に「札幌ウィンタースポーツミュージアム」として現在の「大倉山ジャンプ競技場」内に移転しました。
2016年10月からリニューアルのため約4カ月間休館していた「札幌ウィンタースポーツミュージアム」は、2017年2月、館名も新たに「札幌オリンピックミュージアム」としてオープン。
オリンピックミュージアムネットワーク(OMN、スイス本部)への加盟が正式に認められ、世界各国のオリンピックミュージアムと連携を深めることのできる新たな施設として生まれ変わりました。名誉館長は、1994年「リレハンメルオリンピック」ノルディック複合団体金メダリストの阿部雅司氏。
施設には、オリンピックの躍動感や感動が味わえる大迫力のパノラマシアターや、1972年の札幌冬季オリンピックの軌跡をたどる展示に加え、オリンピック開催都市としてのレガシーをより深く次世代に継承していくため、古代オリンピックの誕生から近代オリンピックへの変遷やパラリンピックについてのコーナーも新設され、オリンピック・パラリンピックの歴史や理念について学べる魅力ある展示内容となっています。
展示コーナー
阿部名誉館長が自ら案内してくださいました。
冬の札幌を熱くさせた選手の偉業や大会の遺産を今に伝える展示コーナーには、日本代表選手たちが実際に競技で使用したユニフォームや用具が展示されています。
体験コーナー
オリンピック競技を疑似的に体験できるコーナーもいろいろあります。
大型スクリーンの前に立って、ラージヒルジャンプ体験ができるシミュレーターでは、踏切りから飛行姿勢、着地の動作を測定し、飛距離や得点が表示されます。
ほかにもスピードスケートのトレーニング体験コーナーや、クイズ形式でウインタースポーツを知るコーナーもあります。
冬のスポーツの道具の遍歴もおもしろかった!
久々にゆっくりと館内を歩きました。今は当たり前のように優勝する選手も続々と出ている日本ですが、その陰には、血のにじむような選手それぞれの努力や、選手を応援する人々、そして道具も大事です。
北欧で始まったスキーは、明治時代に日本伝わり、札幌へと伝わってきました。用具の変遷も実物資料で振り返ってみると、さまざまな改良と研究が繰り返されてきたことがわかります。
札幌オリンピック誘致は1928年がスタートだったんですね。詳細はミュージアムで確認してください。
今回、新しく「2020東京オリンピック」のメダルや選手のユニフォームの展示コーナーが増えました。
お土産はミュージアムショップで
札幌オリンピックミュージアムにショップを併設し、「オリンピック」や「ウインタースポーツ」をイメージしたオリジナルグッズのほか、日本の文化や伝統を楽しく感じることができます。
ミュージアムだけではなく、リフトに乗ってジャンプ台に上って、札幌市内の絶景を眺めたり、「レストラン ヌーベルプース大倉山」で食事をするのもいいですね。
*ランチ11:30~15:00(LO14:00)、ディナー17:30~21:30(LO20:00)(ディナータイムの営業は予約制。利用日の前日20:00までに要予約・水曜日定休)
<札幌オリンピックミュージアム>
*住所:札幌市中央区宮の森1274番地(大倉山ジャンプ競技場内)
*TEL:011-641-8585(総合案内)
*営業時間:5月1日~10月31日9:00〜18:00 11月1日~翌4月30日9:30〜17:00(入館は営業終了の30分前まで)
*定休日:なし ※月に1回程度メンテナンスにより休館となる場合がある。
*詳細は公式ホームページをご覧ください。