薪ストーブはファミリーキャンプで使える3つのメリット
子どもと一緒に、真冬にキャンプしたい!
そんなファミリーも多くなってきているのではないでしょうか。
冬キャンプのメリットといえば、
- 虫がいない
- 真夏のキャンプより過ごしやすい
- キャンプ場が空いている(予約が取りやすい)
などが挙げられると思います。
一方で、寒さへの備えをしっかりしてから臨む必要もあります。特に気になるのは、家族団らんのひと時を過ごすための暖の取り方ではないでしょうか。
その一つに、薪ストーブを使う。
今回は、わが家が薪ストーブを使用して感じたメリットを3つに分けてご紹介します。最後に注意事項もありますので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
①熱量がダントツに強い
テント内で暖を取る方法としては、灯油ストーブやガスストーブなどがありますが、薪ストーブはそれらに比べても圧倒的に熱量が多いように感じます。実際にテント内で使用した場合、着火後はあっという間に室内は25度を超えて、快適な空間を保ちやすく感じます。十分暖まった室内では、アウターを脱いだ状態で、家族がくつろげます。寒空の下でもきっと穏やかに過ごすことができるのではないでしょうか。
②薪ストーブで調理もできる
薪ストーブは、何も暖を取るだけの物ではないと思っています。せっかくの火力を無駄にすることはありません。お湯を沸かしてお茶を淹れたり、食材を温めるなど調理の熱源として活用することができます。わが家では、子ども達のために就寝時の湯たんぽを作るなんてこともやっています。
③携帯性に優れた薪ストーブもある
ファミリーキャンプで冬キャンプをするとなると、衣類や、最低気温に適した寝袋など、かさ張るキャンプ道具が増えてくると思います。特に石油ストーブなどは、どうしても車載スペースを取ってしまいがちです。市販されている薪ストーブの中でも、折りたたみ式でビジネスバッグサイズになり、重量が3〜5kgといった比較的軽量な商品も販売されています。燃料となる薪はキャンプ場で販売されていたりと現地や道中で調達できる手軽さもあるかと思います。わが家では、日中に薪づくりをすることで、家族で楽しめる時間が増えました。
注意すべきこと
下記に、わが家が気をつけている、薪ストーブを使用する上での注意点を挙げてみました。特にテント内でのストーブの使用は事故のリスクを十分に理解の上で、安全を常に確保しておく必要があります。あくまで自己責任ということになります。
- 薪ストーブに対応したテントの使用。
- 薪ストーブの使用方法を熟知しておく。
- 火災防止のため、テントの幕とストーブをしっかり離す。
- 一酸化炭素中毒防止のため、一酸化炭素警報器を常駐させる。
- 就寝時には消火をする。(あくまで寝袋などの装備をしっかり準備する)
- 薪ストーブ使用中のテント内の移動は細心の注意で。
いかがでしょうか。ちょっと不安なイメージもあるかもしれませんが、気を付けるべきポイントを押さえて使用すると、きっと家族で思い出に残る、貴重な冬キャンプを経験できるのではないでしょうか。