15勝(8KO)1分けでNABFライト級タイトルを得た新王者が希望する次の相手
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00283215/title-1645482084225.jpeg?exp=10800)
SHOWTIMEの若手を育成番組「The New Generation」のメインイベントで対戦した14勝(8KO)無敗1分けのジャマイン・オルティスと、14勝(7KO)1敗のナヒアー・アルブライトの一戦は、空位のNABFライト級タイトル決定戦として認定された。
![(C)Amanda Westcott/SHOWTIME](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00283215/image-1645482131962.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
スピードのある両者だったが、アルブライトのジャブ1発に対し、オルティスは3発放ちながら前進する。その手数と積極性がリングジェネラルシップと評価され、ポイントを稼いだ。
クリンチで縺れ合うシーンも見られたが、片腕をキメられながらもオルティスは、至近距離からアッパーを見舞う。かなり気の強い選手である。また、まとめて打てるところがアドバンテージだ。
![(C)Amanda Westcott/SHOWTIME](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00283215/image-1645482546903.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
後半、ペースダウンして至近距離からのパンチを浴びたものの、97-93が2名、残る1名は98-92で、オルティスが負け知らずのままベルトを巻いた。
勝者が力を込めたパンチを216発ふるい、そのうちの103をヒットさせたのに対し、同じ数のハードパンチを出しながらもアルブライトが命中させたのは、88発。誰もが判定に異論は無かった。
![(C)Amanda Westcott/SHOWTIME](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00283215/image-1645482181227.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
試合後、オルティスは言った。
「今日、俺は成熟した姿を披露出来たと思う。序盤は注意深く戦ったよ。一つ前の試合のように、勝ちを逃すのはゴメンだからね(ドローに終わった)。2ラウンドを終えて、彼に対する攻略法を理解した」
![(C)Amanda Westcott/SHOWTIME](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00283215/image-1645482646405.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そして次戦に対戦を希望する選手として、WBA同級の指名挑戦権を持つローランド・ロメロを挙げた。14戦全勝12KOのロメロは、昨年末にジャーボンテイ・デービスに挑む筈であった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20220117-00277431
「ロメロはビッグネームとやりたいだろうよ。ヤツはパンチはあるが、足が使えない。俺にとっては美味しい相手さ。まずは挑戦者決定戦で勝って、タイトル戦に繋げたい。そして、パウンド・フォー・パウンド、ベストになるのが目標だ」
オルティスは激戦区ライト級で、存在感を放てるか。