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【名古屋市中区】明治33年創業の老舗和菓子店『山中羊羹舗』のかき氷で涼を愉しむ@大須・万松寺通商店街

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄鶴舞線・名城線「上前津」駅(鶴舞線なら9番・名城線なら12番出口が最寄り)から徒歩3分ほど、大須・万松寺通商店街にある『山中羊羹舗』に行ってきました。

明治33(1900)年の創業以来、大須の地で伝統の味を守り続けている老舗の和菓子屋さんです。店内の奥に併設されている「喫茶あずき」では、かき氷をはじめ、あんみつや抹茶フロート、生菓子と抹茶のセットなど、さまざまな甘味を味わえます。

店頭にあるサンプルが並んだショーケースに、「氷」の文字、暑さが続く今日この頃、つい足を止めてしまいます。

「喫茶あずき」は、店内の奥。4人がけテーブルが5つ・2人がけテーブル3つあり、外から見た印象よりもゆったりとしています。

もちろん空調はありますが、入り口が空いているため冷えすぎておらず、冷たいかき氷を食べるのに、ほどよい感じが◎。大きなかき氷を食べても体が冷えすぎないのはうれしいポイントです。

かき氷のメニューはこちら。
和菓子屋さんらしく「宇治」を使ったメニューが基本です。通常サイズのほか、ミニサイズがあるのもうれしいですね。

選んだのは「宇治ミルク金時」1050円(税込)。しっかりと高さがあります!
別添えの大粒の金時は、北海道産大納言小豆をていねいに炊き上げたもの

ふわふわできめ細やかなかき氷に鮮やかな深緑の宇治。つやつやの小豆のコントラストの美しいこと!ミルクも全体にくまなくたっぷり!
注文が入ってから一杯分ずつ作る手作りの抹茶シロップは、口に含むとふわっとお茶の香りが広がります。香り高くほろ苦い抹茶と甘やかなミルクの相性は言うまでもありません。

『山中羊羹舗』といえば、昔ながらの手法で作られる「ういろう」や「羊羹」が看板メニューですが、店舗外のスペースでは、「水まんじゅう」やその時期ならではの生菓子も販売されています。

大須商店街では、本日8/3(土)4(日)「第73回 大須夏まつり」が開催中

名古屋大須商店街公式サイトより
名古屋大須商店街公式サイトより

明日8/4(日)は、世界コスプレサミットパレード、盆踊り大会、OS☆Uや早番(from氣志團)などのLIVE、迫力満載の大須太鼓&手筒花火などが楽しめます。詳しいイベントの内容は、名古屋大須商店街公式サイトのイベント詳細ページ をご確認の上、おでかけくださいね。

大須商店街にお出かけの際には『山中羊羹舗』の冷たいかき氷&甘味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

店舗詳細

店名   山中羊羹舗
住所   愛知県名古屋市中区大須3-31-7
営業時間 10:00 - 19:00(喫茶は18:00)
定休日  木曜日(※8月は休みなし)
公式サイト(外部サイト

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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