こんにちは、認定1級ダイエットアドバイザーのナイトです。


夏になると、筆者は非常に多くの人から「汗をかくから痩せる」という話を耳にすることがあります。特に40代50代の方々はこの考えが顕著ですし、筆者も汗をかくから痩せると思っていた時期がありました。しかし、この「汗をかくから痩せる」という考え方は本当に正しいのでしょうか…？

汗をかく＝痩せるは誤解

非常に残念なお知らせですが、まず、汗をかくこと自体が直接的に体脂肪の減少に繋がるわけではないです。汗をかくのは体温を調整するための自然な生理現象であり、体内の余分な水分や塩分を排出する役割を果たしています。
よく考えてみれば、汗をかいて痩せられるのなら、サウナに通う人はみんな痩せているはずだと思いませんか？サウナでかく汗は尋常ではないですよね。
汗をかくことで一時的に体重が減ることは確かにあります。でも、それは体内の水分の損失によるものであり、別に体脂肪が減少したわけではないです。
何より夏場は汗をかいたらかいた分、即水分補給しているわけですから、痩せるはずがないです。

汗をかくこととカロリー消費は別の話

汗をかく量は、体質、温度や湿度によって変わります。確かに、激しい運動や高温多湿の環境で汗をかくことは、カロリーを消費する一因となりますが、先ほどもお伝えしたように、汗そのものがカロリーを消費しているわけではありません。カロリー消費は主に筋肉の活動によるものであり、筋力トレーニングや有酸素運動を行うことで初めて効果的に脂肪を燃焼することができます。言葉はちょっと悪いですが「デブは汗っかき」とよく言いますよね。汗をかいて痩せられるならその理屈が通らないことに、鋭いあなたはもう気がついているはずです。

夏に痩せやすいと感じる理由

夏に痩せやすいと感じる理由はいくつかあります。まず、日常で私たちはあまり汗をかきません。汗をかくときといえば、激しい運動をしたとき。この激しい運動によってカロリー消費が起きるわけですが、夏は気温が高いことで汗をかくため、汗をかく＝運動したというイメージが湧いてしまうので、汗をかくことで、われわれの脳は、運動したような気になってしまうのが原因のひとつかもしれません。

夏でも運動しなければ痩せません

結論、汗をかいただけでは痩せません。運動と食事制限によって消費カロリーが摂取カロリーを上まわらなければ体重は落ちないので、夏でも冬でもやることはおなじ、というワケです。

夏におすすめの運動

有酸素運動（散歩、ウォーキング、ジョギング、水泳など）を週に数回取り入れましょう。とはいえこの酷暑、、迂闊に外に出ると熱中症の危険性も。
なのでおすすめは室内ウォーキング。エアコンをしっかりかけて、お水を飲みながら運動不足解消のために歩きましょう。筆者の視聴者様は70代後半の方でもこの25分ウォーキングを完走しています。あなたがもし40代でこれを完走できないなら、相当体力がヤバいかも…？

まとめ

以上、「夏は汗をかくから痩せる」は本当なのか？というお話でした、

40代50代はまだまだ人生において旅半ばです。「病気しないで若々しく、長生きする！」と心に決めて、人生を歩んでいってください。きっと、充実した毎日が送れるはずです。

次回はもっと役に立つ記事を書くので、ご期待ください！「いいね」と「フォロー」をお願いします。ナイトでした。